タイで利用するデータ通信向けのSIMとプラン

タイ
AISのサービスセンター

タイでWiFiルータを利用したい

タイを訪問するとき、バンコクの義理の妹家にはネット回線に加入していて、屋内ではWiFiが利用できるので、仕事の作業や友達とのメール連絡などに支障はありませんが、外出時や、実家のロイエット県の農村で過ごす場合はネットに繋がる手段を用意しなければなりません。

そんな時には、日本でも愛用しているWiFiルータのHUAWEI E586 を使用して、ネット回線につなぎます。3Gまでしか対応していませんが、動画などはほとんど見ませんので十分な速度です。

さて、タイでWiFiルータを使用するためには、SIMが必要になります。以前まではSIMはコンビニ等で、登録などしなくても購入できましたが2014年以降は、購入時に身分証明書が必要になります。外国人の短期旅行者でも、パスポートがあれば購入・登録手続は可能です。

今回は、居候先のバンコク郊外にあるメガ・バンナーという、商業施設へ行きました。当初、ここで、旅行者用のSIMを購入しようと思い、AISのサービスセンターに尋ねたところ、TravellersSIM は空港か、BTS(バンコク市内の高架鉄道)駅のコンビニなどでしか販売していないとのことで、販売していませんでした。

タイで一般向けの SIM を利用する方法

AISのサービスセンターの周りには通路のスペースに、携帯グッズ等を販売する怪しげな店がいくつかありますが、そこにSIMを販売している店があったので話を聞いてみると、TravellerSIMでなくても、一般向けのSIMでも使えるよと教えてくれました。

商業施設内の通路で携帯関連グッツを販売する店でSIMを購入

商業施設内の通路で携帯関連グッツを販売する店でSIMを購入

この店で 一般向けの SIM を購入して、パスポートで登録し、そのSIMを持って、サービスセンターに行き、利用するプランを選択して、アクティベイトしてもらえば良いと言われました。

ちょうどパスポートも携帯していたので、その店でSIMを購入し、登録までしてもらいました。
SIMの購入費用は99バーツでした。価格が印刷されているところにシールが貼られて手書きで 99バーツと書かれていましたが、シールをはがすと50バーツと印刷されていました。店によってはもっと安くで購入することもできるかもしれません。

AISのサービスセンター

AISのサービスセンター

AISのサービスセンター内部

AISのサービスセンター内部

購入後は、AISのサービスセンターへ行き、係の人に「携帯電話ではなく、ネット接続のためのWiFiルータのみに使いたい」と、こちらの要望を告げると、データ通信専用のプランを進められました。

データ容量1GB、30日間有効で 199バーツです。 1GB 使った後は速度は遅くなりますが期限までは使えるというプランです。

データ通信用のプラン

データ通信用のプラン

サービスセンターで手続きをすると開通まで確実

早速、SIMをアクティベイトしてもらいました。アクティベイトするためには、携帯端末が必要なようですが、サービスセンターですので備え付けの携帯端末があるので、係の人にやってもらいました。

料金はVAT(消費税)を入れて250バーツ請求されました。(領収書をもらうのを忘れました)。家に戻って考えるとタイのVATは7%なので本来は 215バーツ程なのに、250バーツはボリすぎだろうと…

Traveller SIM との比較

前回購入したタイのTraveller-SIMのパッケージ

前回購入したタイのTraveller-SIMのパッケージ

今回利用した SIM は TravellerSIM に比べると、購入時の費用は SIMの代金の 100バーツ程高いのですが、Traveller SIM では有効期限が 7日間しかないので、私のように2週間以上滞在する場合は 一般向け SIM の方がいいかもしれません。Traveller SIM でも追加費用を払えば延長して利用できます。

また、Traveller SIM を購入するために空港で長い列を待つ必要もありません。

ただし、通話も一緒に利用する場合は、別のプランが必要となるので、注意が必要です。

以前、True というTraveller SIMを利用した時には、WiFiルータの仕様としては 10台の端末まで利用できるのですが、TrueのSIMを使った際には1台しか接続できない等の制限がありました。
今回のSIMは WiFiルータの機能をそのまま使えますので、ラップトップ、iPod、Nexus7、の端末に同時利用も可能でした。

データ通信専用で、滞在期間が長い予定の人にはこのプランをおすすめします。

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