長崎市内の観光名所である「おらんだ坂」からグラバー邸の方へ歩いているときでした。
車では通れないような路地を歩くのが好きで、そういった路地を探して歩いている時、「祈りの三角ゾーン」と書かれた案内標識に出くわしました。
案内板に書かれている内容を読んでみると、この場所は
大浦天主堂 – キリスト教
妙行寺 —— 仏教
大浦諏訪神社 – 神道
教会、寺、神社 が接する所だったのです。
他府県でも、神社と寺が近接するところはあると思いますが、それに、キリスト教が加わるとなると、さすがに長崎と言わざる得ません。
「祈りの三角ゾーン」の場所
この「祈りの三角ゾーン」以外でも、長崎原子爆弾落下中心碑の側にある、浦上天主堂遺壁では、塔の一番上にキリスト教の神父さんの像が数体乗っており、根元の部分を見ると、中華的なデザインのシーサー(狛犬)が1対置かれていました。
こちらは、華洋折衷感が漂っていました。いくつかの文化が合わさってチャンポンになっているのが長崎らしいのかもしれません。
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