浦添市の宮城という集落を散歩していると、偶然、「ロシア・カフェ」と、書かれたマトリョーシカ風の看板を見つけました。
建物の高窓一面に「ロシア」と、赤・青・白のグラデーションで書かれた看板もあり、「なにがあるのだろう?」と、思って中に入ってみました。
店内に入ると、ロシア雑貨やロシアのお菓子、紅茶、プーチン大統領のカレンダー等が壁一面に飾ってあり、異空間感満載です。
店内はテーブルが1個しかなく、広くはないのですが、ロシアの音楽が流れていて、異国情緒を感じます。
ちょうど昼食時感だったので、食べ物はないかと聞いたところ、テーブルの上に、すぐにテイクアウトできるように、ピロシキ、ブリヌイ、玉ねぎスープに、カブのスープなどが置かれていました。
店内で食べる場合は、温めてくれます。今回は、ピロシキ、ブリヌイ、玉ねぎスープを注文しました。
楕円形をしたコッペパンのような形をしたのが、ピロシキで、店内の説明によれば、「ロシア風菓子パンでオーブンなどで焼き上げて食します。具にはミンチ野菜など、いろいろな食材を入れます」とのことです。
四角形のものは、ブリヌイと呼ばれている料理で、説明によれば「ロシアの春巻き風スナック料理です。沖縄のポーポーのような記事に様々な具を巻き込んで食します」とのこと。
玉ねぎスープは、読んで字のごとく、ためネギのスープです。私にとっては味がうすすぎて、塩と胡椒を追加して味わいました。
食後には、ロシアの紅茶を出してくれました。
甘い紅茶が好きな人には、はちみつをいれてくださいと、ロシアのはちみつも用意してくれました。
紅茶のあてつけ?として、ロシアのお菓子を勧めてくれました。ひまわりの種を使って固めた、日本の粟おこしの、ひまわりの種版のようなお菓子でした。
オーナーのアンナさんは、日本に10年以上も滞在していて、日本語も堪能です。私が訪れたときは、他にお客さんも来なかったので、2年前に私がウラジオストクへ行った時の話をし、日本とロシアの違いを話して盛り上がりました。
ちなみに、アンナさんはロシアのハバロフスク出身で、ハバロフスクはとてもいい町だと行っていました。ウラジオストクには海で遊ぶために、何度か行ったことがあるけど、長いこと閉鎖されていた町なので、お気に入りの街ではないようでした。
コロナ禍で海外旅行ができない今日このごろ、ロシア人の美人女将とゆんたくもでき、異国情緒を味わえて満足です。
アンナさん、カフェ以外にも、ロシア料理の講習や、マトリョーシカの絵付け教室なども開催しているので、興味がある人は是非足を運んでみて下さい。
カフェの営業時間は、毎日ではなく、私が訪れた 2021年1月の場合、下記のスケジュールでした。
営業日:火曜、木曜、日曜
時間: 12時~19時
近くに駐車場もあるので、車での来店も可能です。
場所は、こちらのグーグルマップを参照して下さい。
PS. 煎れて頂いたティーがとても美味しかったので、1パックおみやげに買って帰りました。
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