那覇大綱挽まつり
毎年、体育の日の10月第2月曜日の前日の日曜日は、那覇大綱挽まつりがあります。
誰でも参加できる綱引きです。
綱引きは、日曜日の16:10~17:00までの間、東西のチームに分かれて、国道58号線を封鎖して行われています。
今回、私は、綱引きの試合が終わった17:30頃に、久茂地交差点に来ました。
この久茂地交差点が、綱引きの中心で、雄の綱と雌の綱が交わるところになります。
頭貫棒を抜く作業
直径約1m50、雄の綱と雌の綱それぞれ100m、全長100mにもなる、巨大な綱を、これから片付けるところに遭遇しました。
綱の片付けの第一は、雄の綱と雌の綱をつないでいる、頭貫棒(かぬちぼう)を抜く作業から行っていました。
頭貫棒は、綱引きの試合で、両方からものすごい力で引き合ったために、綱ときつく結合しているようで、頭貫棒を簡単には抜くことができません。
結合部をクレーンで何度も上げ下げを繰り返し、頭貫棒近くの綱の緊張を緩める作業を行った後に、ようやく頭貫棒を取り外すことができました。この作業に2~30分かかりました。
綱をクレーンでつり、トレーラーに乗せる
次に、それぞれ100mもある巨大な綱をクレーン車に載せる作業が始まりました。
各綱に5~6台の大型オール・テレーン・クレーンが綱を吊り上げ、綱の下に、トレーラーが入り込み、トレーラーの器用なハンドルさばきと、クレーンの上げ下げの絶妙なタイミングで、綱を上手に下りながらトレーラーに載せていました。
綱の片付け作業で、普段見ることができない職人技を見ることができて、那覇大綱挽祭りを楽しませて頂きました。





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