ロイエット県の農村に滞在していた雨季のある晴れた日。
運河沿いに散歩をしていた所、運河が道路と交差する橋?と呼ぶような所に、掘っ立て小屋のような建物がありました。
なにかと思い、近寄ってみると、家ではなく、廃墟でもなく、壁のない掘っ立て小屋でした。
内部には車の座席部分を取り外して持ってきたような椅子もあれば、料理をするためのカマド、食器、ハンモックなどがあり、人が使っている痕跡が見られます。
散歩から戻り、運河の上に立っている掘っ立て小屋の話を、この田舎に住んでいる義母にきいた所、「それは、村人が休憩をするために立てた小屋だよ」と、言われました。
村から仕事場である田んぼまでは数Km離れているので、食事の度に村までもどっている時間がもったえないとのことで、橋の横の運河の上に小屋を作り、そこで、料理を作り昼飯を食べ、休息しているそうです。
水のある運河の上なので、涼しい風がふくそうです。
弁当を持って田んぼへ行くのとは違い、ハンモックで寝たり、小屋の中で料理をするので、暖かくて美味しい料理が食べられます。
ちょっと贅沢なライフスタイルだなぁと、思いました。
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