ウラジオストク国際空港の到着ロビーから鉄道駅に直結
ロシア極東の町ウラジオストクの玄関である、ウラジオストク国際空港からウラジオストク市内へは、バス、タクシー、鉄道で移動できるようです。
今回は、急ぐ旅でもないし、私の地元の沖縄では乗ることができない鉄道ということもあり、鉄道を利用してウラジオストク市内へ移動するすることにしました。
運行スケジュールを調べてみると、1日5便運行されています。
ウラジオストク国際空港発の始発は 7:42 と表示されていました。
到着ロビーのある空港1F の端に、「Express to Vladivostok」と書かれた大きな看板があるので、どこに鉄道駅があるのか、すぐにわかります。
そこには、保安検査をする機械なども置かれています。
始発の時間までまだ、1時間以上もあるのですが、ロシア語をはなす、韓国系?のおばちゃん、韓国人の観光客、ロシア人のおじさんなどが、保安所近くの椅子で待機していました。
保安検査をするロシア人の女性係員が来ると、駅へと通づるドアが開きました。
駅へ行こうと、保安検査の装置に手荷物のリュックサックをおろそうとすると、「そのまま行け!」と、いうジェスチャー。リュックサック程度では特に検査はしませんでした。
後日、空港へ来る時も鉄道を利用したのですが、この保安設備は、鉄道で空港に来た人が空港に入るときにチェックする保安装置でした。
ウラジオストク空港駅
空港の到着ロビーから駅へは、エスカレーターと、動く歩道を2〜3度乗り継いで、駅舎内へと移動しました。
駅構内に到着しても、切符の販売窓口は閉まっており、切符販売が始まるまでの間しばらく駅構内を観察していました。
空港からウラジオストク駅までの運賃は、種類が2種類、スタンダードとビジネスクラスがあり、値段がスタンダードが 250ルーブル (約500円)、360ルーブル(約720円)となっていました。
すでにプラットフォームにはウラジオストク行きの列車が止まっていましたが、ドアが開いていない状態でした。
出発予定時刻の10分くらい前にロシア語のアナウンスがあり、ようやく列車のドアが開き車内に入ることができました。
始発は通勤列車?
4両編成の列車で、一番先頭の車両に乗り込みましたが、私の他には、ロシア人1人、韓国人観光客1人のたった3人でした。
ロシアの鉄道の線路の幅も広く、車両はスケールが大きく、通路をはさんで、それぞれ3席づつ、対面になった座席配置です。
利用客も少なく、ゆったりした列車移動になるのかと思いきや、空港の次の駅では、座席がほぼうまるほどのロシア人が乗り込んできました。
さらに、その次の駅でも、多くの乗客が乗り込んできて、座席はうまり、立っている乗客も見られました。
どうやら、ウラジオストク周辺に住んでいる人たちの通勤列車になっているようです。
車掌がチケットのチェックに来ていました。
私のようにすでにチケットを購入して乗り込んでいる場合は、チケットに印を書き込み、チケットを持っていない人は現金で購入、また、スマホからQRコードを読み込ませて払っている人も見ました。
Airport Expressというだけあり、途中の小さな駅は通過して通り過ぎ、到着予定時間の 8:36 にウラジオストク駅に到着しました。
ウラジオストクの駅は、乗客が駅の外に出るための出口が1箇所しかなく、みなその出入り口に集中するので、外に出るため、時間がかかりました。
空港からウラジオストクへ向かう場合、車両の右側に座ると、海岸沿いの風景を楽しむことができます。
約1時間ほどの列車の旅ですが、車窓から初ロシアを堪能できました。
空港からウラジオストクへの移動はこの Airport Express のご利用をおすすめします。
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