2019年10月に子供と一緒にカナダのバンクーバーを旅行しました。
ガイドブックなどによると、バンクーバーで地下鉄、バス、船などに乗るときには、コンパスカードと呼ばれる交通カードを持っていると、便利とのことでした。
日本で言う「SUICA」「PASMO」、沖縄の「OKICA」と同じようなものです。
地下鉄やバスに乗る際に、いちいち自動販売機で切符を買ったりしなくて済みますが、メリットだけではありませんでした。
1.子ども用のコンパスカードは駅等の自動販売機で購入できない
compass card を新規で入手する方法は、地下鉄の各駅に設置されている自動券売機で購入することができます。
しかし、大人用の compass card は自販機で購入できるのですが、子ども用(正確には com正確にはConsessionカードと呼び、5~13歳、14~19歳の高校生、65歳以上いのシニアの方が身分証を提示することで利用できる)のオレンジ色のカードは自販機で購入できません。
子ども用のカードは、コンビニや指定された販売店でのみ購入できます。
旅行で、バンクーバー空港に到着した場合、空港ではコンビニや指定販売所が無いので、子ども用のコンパスカードは購入することができません。
2.補償金(デポジット)を返金してもらうのが困難
旅行中はなにかと便利なコンパスカードですが、購入する際に補償金(デボジット)として 6$ (約500円)支払っているので、補償金を払い戻してもらいたと思うのですが、この払い戻しを受け付けているところが、空港にはありません。
コンパスカードのHPで払い戻し(リファウンド)について調べてみると、バンクーバーのチャイナタウンの事務所、もしくは West Coast Express 事務所に、保証金払い戻し申請書を書いて提出しなければならないようです。
ほとんどの旅行者は、地下鉄利用の場合は、空港までコンパスカードを利用して、バンクーバーを去ると思いますので、そのままコンパスカードを持って日本に持ち帰ることになるんじゃないかと思います。
日本に持ち帰ってコンパスカードは?
日本で使えないコンパスカードは、持ち帰ってもただのプラスチックのカードでしかありません。
次回バンクーバーへ旅行へ行くまで保管しておくか、バンクーバーへ行く友達や知り合いにプレゼントしてもいいと思いますが、2度バンクーバーへ旅行へ行く人や、バンクーバーへ行く身近な人って、く少ないと思います。
そうなると、いらないものは、メルカリで….
そこでメルカリで調べてみると、多くの方が販売していました。
海外のものでも、コンパスカードは、メルカリでの禁止出品物として
有形/電子を問わず、以下の商品類と、金銭と同等に扱われるもの全般の販売を禁止します。
■主な違反商品
現行流通している国内外の貨幣、通貨、仮想通貨
チャージ済みのプリペイドカード類(Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなど)
オンラインギフト券 (iTunesカード、Amazonギフト券など)
商品券、ギフト券、株主優待券
航空券、乗車券、旅行券
クレジットカード、キャッシュカード
債券、小切手、未使用の切手(円)、収入印紙、登記印紙
宝くじ、勝馬投票券
図書カード、テレホンカード、QUOカード
※キャラクター・芸能人・キャンペーン当選商品など、コレクション目的とみなされるものは出品が可能です
貴金属の地金(インゴット)
その他、金銭と同じ意味を持つも
メルカリで違反出品をしてアカウントを閉鎖されてもこまるので、簡単には処分できないようです。
コンパスカードのその後
カナダ・バンクーバー滞在中はメリットが大きいコンパスカードですが、デポジットの返金が難しいのが難点です。
デポジットの$6は、帰ってこないものとはじめから諦めて、購入するしか無いようです。
私の場合、持ち帰ってどうにもできないこのコンパスカード、自分で通販のサイトを経営しているので、自分のサイトで販売することにしました。
果たして、売れるのだろうか?
コンパスカード、日本で購入したい方はこちらへどうぞ。コンパスカードの販売ページ。
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