本州最西端の山口県下関市と、九州最北端の福岡県門司市を結ぶ、人が歩いて渡ることができる、関門トンネル人道を、下関から門司に向けて歩いてみました。
関門トンネル人道入口の位置
関門トンネル人道の下関側の入り口は、下関駅から約4km程離れたところにあり、関門自動車道の関門橋を越え、200m程行った国道9号線のそばに位置しています。
関門トンネル人道を歩く
入り口の前には、通行料を回収するための料金箱が設置されています。通行料は「人」は無料ですが、自転車、バイクは 20円です。
料金箱の後ろにには、トンネルへと続く大きなエレベーターがあります。このエレベーターに乗って地下のトンネルへと移動します。地上と地下の2つのボタンしかありませんが、地上から地下まで少し時間がかかります。それもそのはず、50m程地下に潜りますので…
地下の到着すると、そこは、エントランスホールのように広々とした空間が広がっています。
エントランスホールのような場所から、いよいよトンネルに入っていきます。 「門司↑」の方へひたすら歩いてゆきます。
今回は、平日の夕方4時頃でした。観光客が1~2組、地元の人数名とすれ違いました。地元の人はジョギングコースにしている人もおられました。
この人道用のトンネルの近くを車専用の関門トンネルが通っているので、結構音が響いてきます。
全長780メートル、海面下58m、ほぼ中間地点が、山口県と福岡県の県境となっており、県境を示す案内が見られました。山口県と福岡県の県境をまたぎながら写真を撮れるのは、この場所しかありません。
下関口から県境まではなだらかな下りですが、県境から門司まではなだらかな上りとなります。
門司側にも、下関側と同じようなエントランスホールのようなスペースが有り、案内が掲示されています。ここから、地上に上がるのも、同じようなエレベーターに乗って地上に出ます。
関門トンネル人道入口(門司側)から、門司港駅までは歩いて30分ほどです。Google Map でみると、鉄道路線(門司港レトロ観光線)がありますが、この路線は観光路線で、週末、夏休みなどに特別な列車を走らせているようです。ただ、この線路沿いに歩いていけば門司港駅に到達します。
人が歩いて渡れる関門海峡。ぜひ、利用してみてください。
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