ソウル郊外の公園を歩いていると松ぼっくりが落ちていました。
沖縄のリュウキュウマツの松ぼっくりに比べるとやけに細長いです。
寒さに関係するのでしょうか?
寒い所に住む動物は、暖かい地域に住む動物に比べて大型になるようです。
これは、ベルクマンの法則と呼ばれています。
「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」
体長が大きくなるにつれて体重当たりの体表面積は小さくなるので、温暖な地域では体温を維持するためには放熱を十分に行う必要があるから体重当たりの体表面積は大きくなければならず、小型であるほうがよい。逆に寒冷な地域では放熱は簡単であり、むしろ体温を維持するためにはそれを抑える必要があり、そのためには大型であることが有利となる。
出典:wikipedia
松ぼっくりには関係なさそうですね。
日本でも、エゾマツの松ぼっくりは、細長い形をしているようです。
本州でよく見うけられる『アカマツ』や『クロマツ』の松ぼっくりより細長いのが特徴
出典:http://www.qkamura.or.jp/shikotsu/news/detail.asp?nId=1260
ソウルは仙台とほぼ同じ緯度に位置していますので、エゾマツのような松が生息していてもおかしくないと思います。
植物学者が、なぜ北方の松ぼっくりが細長い形をしているのかという疑問に答えていると思いますが、素人には謎です。
今回は、ソウルでこのような細長い松ぼっくりを見たという報告ということにさせていただきます。
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