タイの焼酎・ラオカオ
沖縄の泡盛はタイから作り方が伝えられたものと言われ、現在でも、原材料のコメ(砕米)はタイから特別に免税品として輸入しています。
私の好む、安価な泡盛(30度)には、島風、島人(新里酒造)があり税込で900円程度(1.8Lパック)にて、県内のスーパーにて購入するコトアできます。
タイではあまり人気のない焼酎ですが、タイにもラオカオと呼ばれる焼酎がありあります。
ビールの瓶を再利用した瓶に詰められて、販売されています。
味は、まろやかな味になる前、泡盛ブームが来る前の、30年以上も前の泡盛と同じような感じで、クセがあり、臭いです。のんべえのお酒という感じです。
値段は1本130B、
沖縄の泡盛と、タイの、ラオカオを比較してみると次のようになります。
沖縄の泡盛(30度) 900円/1.8L
タイのラオカオ(40度) 130バーツ/633ml
為替レートを 1バーツ 3.4円(2015/9/12) とし、 1L あたりの価格に換算します。
沖縄の泡盛(30度) 500円/L
タイのラオカオ(40度) 698円/L
度数の違いがありますので、同じ30度として、698円x(30/40) とすると
沖縄の泡盛(30度) 500円/L
タイのラオカオ(30度) 523円/L
なんと、タイのラオカオの方が高いお酒になります。
泡盛と比較しても、そんなにおいしくないお酒なのに、なぜ高いのか?
それは、ラオカオの製造販売が独占によるもので、競争の原理が働いていないのにほかなりません。
せっかく、安くて品質の良いお米と、歴史があるのに、誠に残念です。
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