GRABを初めて利用する
タイでの居候先(バンコク郊外のサムットプラカーン)の住宅地では、住宅地の入り口に警備があり、車の出入りをチェックしていますが、住民がオートバイタクシー、タクシーなどを利用したいときには、少し大きな通りから、呼び込んでくれるサービスも行っています。
ただ、この場所、袋小路のような場所なので、流しのタクシーが来ることはまれで、はなかなかタクシー拾うことができません。
今回も、タクシーを呼んでもらうようにお願いしたところ、警備の人がスマホを取り出して、「GRAB の方が確実だよ」と、言われ、GRAB の利用を進められました。
自分のスマホには GRAB アプリは入れていませんが、警備の人が彼女のスマホにインストールしている GRAB アプリから、GRAB タクシー?を手配してもらいました。
15分ほどして、車がやってきて、いざ目的地へと連れて行ってもらうことになりました。
ライフスタイルに合った GRAB のお仕事
道中、運転手さんと話をして聞いたことをまとめてみると。
この運転手、年は50代後半から60代前半くらいで、以前、自家用タクシーを保有して、タクシーの運転手をしていたのですが、自家用タクシーの有効期限が切れたので、タクシーを引退したとのことです。
今は、自家用車を使い、GRAB でお客さんを運んでいるとのことです。
GRAB との契約で、運賃の25%を GRAB に支払うので、「自家用タクシーを運転している頃の方が稼ぎが良かった」と、少し不満げに語っていました。
「だったら、また自家用タクシーを購入して、自家用タクシーの運転手として仕事をしたらいいのに?」と、言うと。
「自家用タクシーを買うお金が無いさぁ~」とのことでした。
でも、 GRAB で満足していることもあるようです。
予め目的地がわかっているので、「自分の都合の良いお客さんを選ぶことができる」点です。
彼は、毎日、朝と夕方、孫、甥っ子、姪っ子たちを学校に送り、迎える役目があるので、その時間は仕事できないので GRAB の方が都合が良いとのことでした。
子どもたちの送り迎えがない、週末は、一日中 GRAB を使って、お客さんを運んでいるとのことでした。
多少稼ぎが悪くなっても、彼の生活スタイルに則した、GRAB の仕事に満足しているようです。
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