大型商業施設「メガ・バンナー」の停電

タイ
BIG C の広告は停電でも消えていなかった

タイでの居候先の義理の妹の家からほど近く、直線距離で1KM程しか離れていないところに、「メガ・バンナー」という、超大型ショッピングモールがあります。

施設内には、映画館、スーパーマーケット、ブランド店などが多数あり、丸亀製麺などの日本食店舗も数店舗出店しています。
バンコク郊外、東側方面には、これより先には、これといった、大型ショッピングモールはないため、特に休日には、車を駐車する場所もないほどの人々が集まってくる施設となっています。

2019 年7月のとある夜、スーパーマーケットでの買い物が目的で、この「メガ・バンナー」を訪れました。
館内は寒いくらいに冷房も効いて涼しく、館内を歩いていたら、なんの前触れもなく、突然の停電です。

館内を歩いていた人たちは、「こういう場合は動かないほうがいいんだ」と、言いながら、しばらくはその場に立ちすくんでいる人も大勢いました。

停電になったものの、すぐに非常用の明かりが点灯し、館内は歩くのに十分すぎる明るさを確保していました。

しかし、館内のテナントショップは、非常用の小さな明かりが、1~2ヶ所程点灯しているだけで、営業することはできないほど暗く、店員もあきらめたのか、通路の入り口に出てきて、停電の復旧を待っている状況でした。

通路には明かりがあるものの、周りおテナントには、非常用の小さなライトが点灯しているだけで、暗い

しばらくして、館内放送で「停電していて、ただいま原因不明、早く復旧するように対応します」と、いうアナウンスがありました。 

今回は館内のスーパーマーケット、Big C で買い物をするために来たのですが、館内は停電でも、Big C では、自家用発電装置UPSが作動して、かなりの明るさを保っており、レジも通常通り働いていました。

スーパーマーケット BIG C は、UPSが作動し、停電しているのがわからないくらい明るかった

左側はスーパーマーケット、右側が食品販売コーナー。明るさがぜんぜん違う

ただ、Big C のレジコーナー向かいにある、食料品販売コーナーや、そこで購入した食べ物を食べることができる、隣接したフードコーナーでは、非常用電灯が一つ、二つ点灯しているだけで暗く、対象的な光景でした。

スーパーマーケットの向かいの、食品販売コーナーは、通路に明かりがあるだけで、暗い

食品販売コーナーの隣りにある、食堂コーナは最も暗かった

通路の明かりのみの、食品販売コーナー

この停電、台風とか、強風の影響とかではないと思ったので、すぐ回復するのかと期待したのですが、私達が買い物を済ませても、まだ停電は続いていました。

さすがに、館内の冷房はすべてシャットダウンしていますので、夜とはいえ、それなりに暑いバンコク、冷房が作動していないと、じわじわと気温が上昇しているようでした。

メガ・バンナーに来ている買い物客も、冷房が作動していないと、ウィンドウショッピングも早々に切り上げ、自宅へ帰るようで、駐車場から外に出るにも渋滞していました。

停電のため、駐車システムも作動していないので、フリーパスで駐車場を抜け、家路へと戻った次第です。、

メガ・バンナーのような、大型ショッピングセンターでは、メインとなる大型の Big C や HomePro のテナントには、それなりの施設を提供しているようですが、いついなくなるかわからない、小規模のテナント向けの施設は、停電時には電力が供給できないほどの、ちゃちな施設しか提供していないのかと、思いました。

日本でも同じかもしれませんが、日本でショッピングモールが停電したときに居合わせたことがないので、なんとも言えません。

HOME PRO もUPSが作動して明るかった

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