はいさい!
今回は、2025年5月下旬にカザフスタン・アルマトイを訪れた際、空港の「メータータクシー」でぼったくりに遭ってしまった体験談をお届けします。
これからアルマトイに行かれる方には、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
✈️ イースター航空で韓国・仁川からアルマトイへ
私が利用したのは、韓国のLCC「イースター航空(ZE135便)」。仁川国際空港を19:30に出発し、カザフスタン・アルマトイ国際空港には現地時間22:45到着予定のフライトです。
(日本との時差は−4時間なので、日本時間では深夜3時前の到着になります)
ところが当日は、出発が30分以上遅れ、アルマトイ到着も約30分遅延。現地時刻で23:15頃、やっと空港に到着しました。



🛬 アルマトイ空港での流れと注意点
アルマトイ国際空港の入国審査と荷物受け取りは制限エリア内にあり、外部の人は入れません。ですが、税関を抜けた先の到着ロビーは誰でも入れるようになっていて、迎えの人やタクシーの客引きがたくさんいます。
両替を済ませた私は、雨の降る深夜ということもあり、事前に予約していた市内のホテルへタクシーで向かうことにしました。
ガイドブックには、「空港公式タクシーは前払い制で、市内中心部まで約2,000〜3,000円」と書かれていたので、そのつもりで空港内のタクシーカウンターを探していたところ…。
🚖「メーター制」と言われたタクシーに乗ってみたら…
「タクシー?」と声をかけてきた男性が、TAXIと書かれたプラスチックカードを首から下げており、案内係のような雰囲気。信じて話を聞いてみると、「料金はメーターで計算する」とのこと。
さらに運転手らしき人物も、空港公認っぽい身分証を見せてきたので、そのまま車へ案内され、ロビーを出てすぐの駐車場に停めてある車へ。
ところが、車内には日本のようなメーターは見当たらず。
「メーターはどこ?」と聞くと、運転手はスマホを取り出し、アプリでメーターを使う素振り。
見せてくれたメーターアプリの初期表示は「1,000テンゲ(約300円)」と、特に高くはなかったため、そのまま出発。
…しかしその後、運転中に運転手がスマホで通話したり、カーナビに切り替えたりしてしまい、メーターの動きは一切確認できず。
🏨到着時の驚愕の料金表示
目的地はアルマトイ駅(Almaty-2)近くのホテルで、空港から約13km、所要時間は30分ほど。
到着時に再びスマホを見せられると、そこにはなんと…
**25,120テンゲ(約7,500円)**の文字が!
思わず「高すぎるでしょ!」と抗議しましたが、相手は無視。完全に交渉拒否でした。
おそらく、アプリを改造して料金が不正に加算されるようにしていたか、最初から「金額を表示するだけの偽アプリ」だったのかもしれません。
この旅で一番イヤな体験でした…。
❗教訓:アルマトイ空港でタクシーに乗る前に知っておきたいこと
みなさんが同じ被害に遭わないよう、以下の対策を強くおすすめします:
✅ 正規の空港タクシーを利用する
到着ロビー内にカウンターがあるはずです。案内スタッフや声をかけてくる人に付いていかないように注意!
✅ 乗車前に料金を確認・合意する
金額を交渉してから乗車するのが鉄則です。できれば紙に書いて確認しましょう。
✅ 配車アプリ「Yandex Go」を利用する
カザフスタンではUberのような配車アプリ**Yandex Go(ヤンデックス・ゴー)**が主流です。
日本の携帯番号でも、事前にアプリをインストール・登録しておけば現地で利用可能。
こちらのアプリでは事前に料金が表示され、地図で車の動きも確認できるので、安心して使えます。
🚌ちなみに…日中ならバス移動も可能!
夜間は選択肢が限られますが、昼間の到着便なら空港バスの利用もおすすめです。移動費用を大幅に抑えることができます。
✍️最後に
カザフスタンはとても魅力的な国ですが、空港のタクシー事情には注意が必要です。
せっかくの旅を台無しにしないためにも、事前準備と情報収集をお忘れなく。
みなさんの旅が、素敵な思い出であふれますように!

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