アルマトイ空港のメーター・タクシーはボッタクリだった

カザフスタン
金額に驚き、写真を撮ったものの、焦点が会っていませんでした。

2025年5月下旬に、韓国・インチョン国際空港から、韓国のLCCのイースター航空を利用して、カザフスタンのアルマトイまで行きました。

イースター航空 ZE135便は定刻19:30発、アルマトイ(ALA)には、現地時間で 22:45 に到着するスケジュールで運行されています。日本とカザフスタンとの間には時差が4時間ありますので、日本時間にすると夜中の3時頃に到着します。

私が利用した5月23日のフライトは、出発も30分以上遅れ、到着も30分程遅れてアルマトイ空港に到着しました。

アルマトイ国際空港では、イミグレーション、荷物受け取りは制限エリア内にあり、一般人は入れませんが、税関を抜けた先の到着ロビーは、迎えの人、タクシー運転手など、誰でも入れます。

到着ロビーで、両替を済ませて、後は、あらかじめ予約しておいた、アルマトイ市内に移動するだけです。

日中ですと、バスもあるようですが、時刻はすでに 23:30 を過ぎており、外は雨が降っていましたので、タクシーを利用することに。

ガイドブックによれば、空港タクシーは前払い制で日本円で市内中心部まで、2~3,000円と記載されていた。

到着ロビーで空港タクシーのブースを探していたら、「タクシー?」 と声をかけられ、空港のタクシー案内係のようなプラスチックのカバーがついた TAXI と印刷されたカードを見せてきたので、つい信じてしまいました。

市内まで幾らか?」 と、聞いたところ、「メーター」だというのです。

運転手のような人も、同じような空港タクシーを想像させるような身分証を見せて来たので、このメーター・タクシーを利用することにし、彼の後に付いて、到着ロビーの外を出たすぐ先に駐車してある車に乗りました。

車に乗り込むと、日本のタクシーのような メーター らしき物はなかったので、「メーターは?」と、聞くと、スマホを取り出して、スマートフォンのアプリを使うという仕草をしました。

すぐに見せてくれましたが、メーター開始時点での表示は 1,000 T. (テンゲ 約300円) でした。

空港を出発すると、スマホのメーターは、運転手が電話で話したり、カーナビの画面に変えたので、その後スマホのメーターがどのようにカウントされたのか、わりませんでした。

GoogleMapで 空港から 13Km、約30分ほどで、鉄道駅アルマトイ2駅近くのホテルに到着ました。その時のメーターには 25,120 T. (日本円で約7,500円)と、表示されていました。正規の空港タクシーの3倍くらいの金額でした。「高いだろう!」と、文句を言いましたが、交渉に応じませんでした。

おそらく、アプリを改造して、金額が高くなるように設定したり、もしかするとはじめから、メーターなどの機能はなく、金額を表示した画面を表示したのかもしれません。

今回のカザフスタンの旅の中で、一番嫌な思い出です。

一つの教訓として、旅行者が犠牲にならないようにレポートします。

  1. カザフスタン、アルマトイ国際空港のメーター・タクシーは利用しないことです。
  2. 正規の空港タクシーを利用する(到着ロビーにカウンターがあるはず)
  3. タクシー運転手と直接交渉して金額を決めてから乗車する。
  4. 配車サービス(YandexGo など)を利用する
  5. 日中に到着する便で移動し、バスを利用する。

カザフスタンでは YandexGo という配車サービスがよく使われており、日本の携帯番号があれば、日本であらかじめ登録しておけば、カザフスタンで利用できます。あらかじめアプリをインストールして、 タクシーの代わりに Yandex を利用することをおすすめします。こちらのサイトで、利用方法、日本でのインストール方法などが詳しく紹介されていますので、ご参考にしてください。

それでは、みなさん、カザフスタンの良い旅の思い出を作ってください。

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