現金払いでもOKだった、ドゥシャンベの市内バス

タジキスタン
支払い用端末

2025年10月にタジキスタンの首都、ドゥシャンベを旅行しました。市内に点在する博物館や観光地へは、徒歩とバスで移動しました。

バスルート及び何番のバスに乗ればよいのかは、中央アジアでよく使われ、正確な YandexMap アプリをあらかじめスマホにダウンロードし、利用しました。

旅行書、「地球の歩き方」の最新版によれば、”ドゥシャンベの市内交通である、バス・トロリーバスを利用するには、基本的にICカードである、「シティー・カード」でしか乗車できない”、と記載されていました。

ドゥシャンベに到着した初日に、ドゥシャンベ鉄道駅前をターミナルとする路線バスが数台停車しているところを歩いていたら、バスの係員のような人がいたので、「シティー・カード」を購入したい旨を、伝えお金を渡すと、傍にあった自動販売機を操作して、カードを造ってくれました。

すべてキリル文字で書いてあるので、タジク語・ロシア語がわからない旅行者は自分ひとりで、シティーカードを作るのは無理かと思います。

実際に、バスに乗車したところ、カードをタッチさせる端末が入口付近に設置されていて、

青色で示されたメニュー、上から「非現金カード払い 1.8 C」 「シティー・カード」「QR決済」 「 1回あたり 2.5 C(現金?)」です。上から2番めの「Корти шаҳрӣ (シティー・カード)」をタップして、カード端末にかざすと、ピッ という音して、支払い終了です。

バスに乗り込んでくる地元の人達を観察してみると、この「シティー・カード」で支払っている人は、2割位で、ほとんどの乗客はが運転手に現金を渡して支払っていました。

バス停には、カードに運賃をチャージする端末などが備えられているバス停が多々あるのですが、「これ、ちゃんと作動するの?」「壊れているんじゃない?」というような端末を何台もみました。

運用当初は、シティー・カードだけと言っていたのかもしれませんが、いろいろトラブルでもあったんでしょうね。

ドゥシャンベの市バスでは、現金支払いでも全然OKなので、あえてカードを作る必要は無いようです。

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