タイで働いていた時の状況
私がバンコク郊外の元日本人が経営している会社に勤務している頃、中学生になる年子の義理の妹、二人がバンコクで中学校に行くことになり、同居することになりました。
イサーン地方の農村で農作業を手伝いながら両親と暮らし、田舎の中学校に行くよりも、姉夫婦と暮らす、大都会バンコクでの生活に憧れたようでした。
私の勤務は週休2日で平日は 8:30~17:30 でした。営業職だったので、自分で車を運転し、バンコク市内にある会社や、バンコク首都圏の外にある工業団地内にある工場へ、お客さんに会いに行くのが仕事でした。
夕方、会社に戻って、一日の仕事をまとめたり、明日会いに行くお客さんへの資料を準備したりすると、どうしても、定時には帰ることが出来ず、1時間ほど残業し、家に戻るのが大体19時過ぎでした。
会社から家までは、渋滞がなければ、10~20分です。仕事は17:30に終わるのに、どうしていつも家につくのが19時なのか、不思議に思ったのでしょう。
妹を連れて、農村へ里帰りした時の報告
妹達を連れて、里帰りした時に、妹達が両親に、「義兄には愛人(ミアノイ เมียน้อย)が絶対にいる」と、報告していました。
男が、毎日のように1時間残業をして、その分、家に帰るのが遅くなると、タイでは、愛人がいると思われる土壌があるようです。
日本の中学生が、こういうことは思い浮かばないと思います。
まだ世の中のことをよく知らない、中学生になったばかりの子が、毎晩遅く帰る義兄に「愛人」がいるということに結論付けるのは、なにが影響なのでしょうか?男=浮気者 というのが一般的なタイだからでしょうか?
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