写真を撮られるのが嫌なスパイス・ジェット
2018年6月下旬、バンコクからインド・カルカタまで、インドのLCCである、スパイスジェットを利用しました。
バンコク、スワンナプーム国際空港を早朝 5:10 発のSG084便に搭乗しました。
スワンナプーム国際空港では午前2時過ぎから搭乗カウンターでチェックインができるようです。
電光掲示板には、スパイスジェットのフライト案内が出ていなかったので、念のために、前に並んでいるアジア系の女性に「コルカタ行きの飛行機のチェックインの列ですか?」と、質問すると、隣の列のインド人男性が、「コルカタ!コルカタ!」と、教えてくれました。
チェックイン・カウンターの様子を撮影しようと、カメラで写真を撮っていると、タイ人のスパイスジェットの係員が近づいてきて、「ここで写真を撮ってはだめです!」と、言われてしまいました。係員のアップの写真を撮影していたわけでもなく、ごくありふれたチェックイン・カウンターの様子の撮影だったのですが、理由が良くわかりません。
搭乗手続きの際、パスポートとインドのビザの有無を確認していました。今回、インドのビザは e-Visa を申請し、メールで送られてくる e-Visa のPDFファイルを印刷して準備しておいたのですが、なにやら上級の係員の許可を得るために、他のインド人にくらべてチェックインの手続きに時間がかかりましたが、無事終了。
保安検査、パスポートコントロールを経て、免税店でインドで飲む酒を買って、いざ出発です。
搭乗順序は、後方の座席、前方の座席にわけている程度できびしくもなく、搭乗が開始されました。
今回私のシートは、非常口がある列の座席で、座席間のスペースがありゆったりですが、リクライニング機能はつかえませんでした。
座席のポケットには、スパイスジェットの機内誌やらのパンフレットが一式ビニール袋に入れて入っていました。
インド入国カードを用意していないスパイス・ジェット
早朝すぎる便で、昨晩あまり寝ていないこともあり、機体が離陸するとすぐに眠りについてしまいました。
ふと目がさめると、そろそろ、機体が降下を開始する頃でした。そういえば、インド入国の際に必要な、入国カードを記入していない事に気づき、眠っている間に配られたのかな?と、思い、前方の操縦席近くにいた客室乗務員のところへ行き、「入国カードをください」というと、棚から、カードを取り出してくれました。
席に戻り、テーブルを開いて、いざ記入しようとすると、もらった入国カードは、なんと、タイの入国カードでした。
もう一度、客室乗務員のところまで行き、「インドの入国カードをください」と、言うと、棚の中を探して、「ソリー、ありません」との返事でした。
仕方なく席に戻り、別の客室乗務員が近くに来たときに 「インドの入国カードをください」と、お願いすると。「OK」の合図をしてくれましたが、無視されたのか、忘れたのかわかりませんが、その後なんの返答もありませんでした。
結局、入国カードは、インドのパスポートコントロールの入国管理の係員からもらいましたが、私以外の外国人も、みな入国カードをもらっていないようでした。
どうやら、私が寝過ごしてしまった間に入国カードを配っていたのではなく、キャビンアテンダントが機内で入国カードを配らなかったようです。
スパイスジェットは基本的にインド人がメインのお客さんなので、外国人向けに、インドの入国カードは準備していないのでしょうか?
入国カードを機内でもらえなかったのは、はじめての経験でした。
機体は無事にコルカタの空港に到着、ボーディングブリッジでターミナルに入ると、乗ってきた機体がみえたので、写真を撮っていると、ここでも「No PHOTO ! 」と、言われてしまいました。
スパイスジェットはよほど写真撮影が嫌いなのでしょうか? もしかすると、空港の撮影が禁止されているのかもしれません。それらしい表示は見ませんでしたが、インドでは、地下鉄などの撮影も禁止されていました。
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