南インドで見た、幾何学的なデザイン模様:コロム

インド

2024年1月末に、南インド、チェンナイ近郊の観光都市マハーバーリプラムを旅しました。

早朝、街を歩いていると、家の前の道路に何かが描かれているのを発見しました。出入口の前に、チョークと思われるもので書かれた、幾何学的なデザインです。

また、ヒンズー教のお寺、聖域と見られる場所でも美しい幾何学的な模様が描かれているのを見つけました。模様はどれも幾何学的なデザインで、似たような感じですが、それぞれ異なっていました。

観光地の入り口の近くには、たくさんの売店が立ち並んでいますが、その中の一つでは、この幾何学的な模様を簡単に描くための、ローラーのような物を販売している店もありました。

模様が刻まれた、筒型の容器の中に、石灰のような粉を入れて、地面の上を転がすだけで、美しい模様が描かれる優れもののようです。

さらに、世界遺産の一つである、大きな岩を削って作られた寺院(Varaha Temple) のヒンズー教の神様たちの彫刻の、前の地面(石面)にも、町で見かけたような模様を見つけました。

宗教的な意味があるのだと思いますが、よく分からなかったので、ChatGPTに聞いてみたところ、「コロム」と呼ばれる模様だそうです。

南インドのヒンズー教の信者が家の前や聖域の前に書く模様は、「コロム」と呼ばれます。これは、粉末やカラフルな材料を使って地面に描かれる幾何学的なパターンやデザインです。コロムは宗教的な意味合いを持ち、家の入り口や聖域の前に描かれることで、神聖さや繁栄を象徴すると考えられています。

chatGPT

では、その「コロム」、一体どのような意味があるのでしょうか?これも、質問してみたところ、下記の回答を得ました。

南インドで描かれる「コロム」にはいくつかの意味があります。主な意味としては以下のようなものが挙げられます:

  1. 神聖さと保護: コロムは神聖な空間を形成し、家や聖域を悪から保護すると信じられています。これらの模様は神々や守護霊を招き入れ、家族やコミュニティを守る役割を果たすと考えられています。
  2. 繁栄と幸運: コロムには繁栄や幸運をもたらす力があると信じられています。美しい模様は良い運勢や成功を呼び込むとされ、特に特別な行事や祭りの際に描かれることがあります。
  3. 美と芸術: コロムは芸術的な表現としても重要視されています。独特の幾何学的なデザインや色彩は、南インドの文化的なアイデンティティを表現する手段の一つとして位置づけられています。
  4. 社会的な結束: 家族やコミュニティが一緒になってコロムを描くことは、結束を高める重要な行為と見なされています。コロムを描くことで、共同作業や協力の精神が促進されると考えられています。

これらの意味に加えて、地域や家族の伝統、特定の祭りや儀式に関連した象徴も含まれることがあります。

chatGPT

街を歩くと、日本では見たこともないような物にであるのは楽しいですね。

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