2018年8月にシンガポールからマレーシアのマラッカへバスで移動しました。
ウェブサイトでチケットを購入
旅行ガイドブックによると、マラッカ行きのバスチケットはゴールデン・マイル・コンプレックスの1Fにある、マレーシア行きのバス会社のオフィスで入手できるとありました。
シンガポール人の友達が、シンガポール市内を車で案内してくれるというので、ついでに、バスチケットを入手するために、寄ってもらおうと提案したら、マラッカ行きのバスのチケットは、ネットで簡単に入手できるよ! と、言われ、わざわざオフィスまで行かず、友達のPCから予約することにしました。
マラッカ行きのチケットを扱っているサイトはこちら。
ここから、日付、出発時間をチェックし、適当なバス会社のバスを探します。
私の場合は、出発時刻が 8時半頃の 707 Express のバスを利用することにしました。
バスを選択すると、予約する席数、座席指定の選択画面に行きます。
さらに、個人情報、カードでの支払いに進んで終了です。
LCCのチケットを購入するのと良く似ています。
同じ、シンガポール->マラッカ への移動ですが、ピックアップ場所も異なれば、マラッカ市内で何ヶ所寄る下車場所も異なるので、注意が必要です。
また、会社やバスの便によって運賃も異なっています。
ちなみに、今回購入したバスチケットの料金は2人で 42 シンガポールドル、1人21 SGD で日本円で 約 1,700 円でした。
バスの出発地点へ向かう
シンガポールには、複数のバス運行会社が共同で利用するような、公共のバスターミナルがありません。
各社それぞれ、こじんまりとしたバスターミナルと呼ぶ、バス駐車場兼、乗車場があるだけです。
今回利用した 707 Express の乗車場はこちらでした。
こちらがバスの事務所で、チケットとID (パスポート)を見せてバスに乗り込みました。
バスの車内は、1列3席シートで快適な座りごこちでした。
バスは、ほぼ定刻に出発、シンガポール市内の別のピックアップ場所1ヶ所に寄り数名を載せて、シンガポールのイミグレーションへ向かいました。
マレーシアのイミグレーション
シンガポールでの出国手続きが終わると、橋を渡り、国境を超えます。
シンガポールへ入国する反対側の車線は大渋滞でした。月曜日の朝ということもあるのでしょうか?
橋を渡ると今度はマレーシアでの入国手続です。
通常、日本人が他の国で入国手続をする際に、「イミグレーション・カード」と呼ばれる出入国カードに、個人情報や、旅の目的などを記入したものをパスポートと一緒に提出します。
空路の場合、飛行機の中でキャビン・アテンダントが配布しますが、陸路・バスでの移動の際、このカードが配られることはありませんでした。
もらい忘れても、イミグレーションの事務所に備えついているのが一般的ですが、今回、マレーシアに入国する際には、この「イミグレーション・カード」は必要ありませんでした。指紋認証とパスポートのみで OK でした。
入国手続が終わると、すぐとなりで、税関検査があります。
リュックサックを X-Ray の検査機に通すと、係員から、「中身を見せろ」と、言われました。
リュウクサックの中に、飲みかけのお酒「ジン・ビーム」が入っていました。税関の係員に、何日間マレーシアにいるのか? マレーシア出国用の予約済み航空券はあるのか? と、尋ねられましたが、特にお咎めもなく通過しました。
途中休憩
ゴムの木のプランテーションが続く、マレーシアの高速道路をひたすら走り、1時間ほど走ったところにある休憩所でトイレ休憩がありました。
マラッカ到着
マラッカ市内に到着すると、まず、マラッカ・セントラル(Melaka Sentral)と呼ばれるバス・ターミナルに寄ります。(正確には、バスターミナルの中には入らず、隣接する所で停車した)このバスターミナルは、市内の中心から数キロ離れています。半数近くの乗客はこのバスターミナルで降りてゆきました。
バスは、バスターミナルを出ると、マラッカ市内のいくつかのランドマークが下車場所になんており、乗客を降ろします。
今回、私の予約したホテルはこの下車場所にはないので、近くの場所を指定しました。1Km 程離れているので、歩くか、タクシーを利用しようと考えていました。
GMAP で現在位置をチェックしていたので、私のホテルの近くで信号待ちをしている時に、運転手に、「ここで降りたい」と、告げると、降ろしてくれました。
シンガポールからマラッカへのバスでの移動、シンガポールでの搭乗場所を探すのは難がありますが、バスのシートはゆったり、冷房は寒いくらいに効いて、快適です。
コメント