世界遺産パシュパティナート・カトマンドゥ

ネパール
パシュパティナート寺院のヒンドゥー教徒しか入れない場所を覗くと、牛のおしりが見える

ネパール最大のヒンドゥー教寺院

ガンジス川の支流で、聖なる川バグマティ川の川岸にある、ネパール最大級のヒンドゥー教寺院である、パシュパティナートへ行ってきました。

古都パタンから、タクシーで400ルピー(約400円)でパシュパティナート寺院の近くまで来ました。
タクシーから降ろされたところから、寺院までは工事中で、運転手にあちらの方へ行けと指さされ、歩いて5分程のところにチケットオフィースを見つけました。

大通りでタクシーをおりて、パシュパティナートへ向かう工事中の道

チケットオフィース

オフィスの近くになにやら料金表のようなものが、ネパール語で書かれていました。
よくわかりませんが、火葬などの費用を表示しているのでしょうか?

費用の価格表のようです

チケットは、1000ルピー(約1000円)と、外国人料金でお高めでした。

入場券

チケットを購入すると、どこかから英語を話すネパール人が、ガイドをしてあげようと寄ってきました。
日本語のガイドブックも持ってきているので、必要があればそれを読めばいいし、一人が気楽なので、お断りしました。
あとで、法外な料金を請求されないように、きっぱりと断るのが良いと思います。

チケットオフィースから、数十メートル入ったところにパグマティ川が流れていて橋がかかっており、そこの川岸が火葬ガートになっていました。

いくつかのガートでは、煙が上がっていて、遺体が火葬されているようでした。

火葬ガート

火葬ガート

火葬ガート

火葬ガートの対岸には、エッカイダス・ルドゥラと呼ばれる白い塔が並んでいました。
ガイドブックによると、「シヴァ信仰の象徴である、リンガが祀られている」そうです。

ガートの上に建つ、エッカイダス・ルドゥラと呼ばれる11の白い塔

また、火葬ガートの対岸では、祈りを揚げている信者の方々が大勢いいました。

火葬ガート対岸で祈りを捧げる人たち

火葬ガート対岸にて

橋を渡り、対岸の丘を登り始める頃から、猿をたくさん見かけるようになりました。

赤子を連れて、お菓子や水を売っている地元の方が、赤子の世話をしている間に、売り物のお菓子をサルに盗み取られるところを目撃してしまいました。

ここでは、食べ物などは持たないほうが良いようです。

猿がたくさん生息している

丘を登ると、こじんまりとした寺院がいくつかあり、中には、大地震で崩壊した寺院もあり、補修工事を行っているものありました。

補修工事中の寺院

地震で崩壊し、シヴァリンガがふきざらしの状態になっている。

オレンジ色に変色したガネーシャ像

丘の上の寺院

また、白い白粉のようなものを全身につけて、修行している修行僧の姿も見られました。

修業をするヒンドゥー教徒

丘から戻り、もう一度橋を渡り、チケットオフィース側にある、パシュパティナート寺院を訪れます。

パシュパティナート寺院の入り口:この門の先はヒンドゥー教徒しか入れない

しかし、残念なことに、パシュパティナート寺院の中には、ヒンドゥー教徒しか入ることができません。

「ヒンドゥー教徒しか入れない」との看板

門の前で記念撮影をするヒンドゥー教徒

異教徒は中に入れないので、中の様子がとても気になるところですが、開いている門から、内部の様子がほんの少し見えます。
牛のお尻らしきものと、きつねのような顔をした仏像のようなものが見えます。

パシュパティナート寺院のヒンドゥー教徒しか入れない場所を覗くと、牛のおしりが見える

パシュパティナート寺院のヒンドゥー教徒しか入れない場所

ヒンドゥー教といえば、3ヶ月ほど前に、マレーシア、クアラルンプール郊外のバトゥ洞窟へいきましたが、マレーシアではこのバトゥ洞窟がヒンドゥー教の聖地になっていました。バトゥ洞窟では、異教徒も問題なく入れました。

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最後に、チケットオフィースのすぐ脇にある、ラシュラジェシュワリ寺院を訪れました。

ラシュラジェシュワリ寺院

この寺院の塀にかかれていた壁絵がユニークでした。

ラシュラジェシュワリ寺院の壁に描かれた絵

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