LCC 空港使用料・為替レートの比較

LCC
ティーウェイ航空:韓国ウォンでの空港使用料

LCC 空港使用料

沖縄・那覇国際空港(OKA)とソウル・インチョン国際空港(ICN)を就航するLCCは、2015年9月現在、日本のピーチ・アビエーション、韓国のJINAIR(ジンエアー)JEJUAIR(チェジュ航空)、そして、TwayAir(ティーウェイ航空)の4社が就航しています。

各社、価格・機内サービス等でいろいろと競争していると思いますが、この4社が同じ金額を支払っていると思われる、(逆に言えば、利用者に負担を求めている)一人あたりの、空港使用料について比較してみたいと思います。

那覇国際空港では2013年に新しい国際線旅客ターミナルビルができて以降、出国者一人あたり1,000円(大人)の旅客取扱施設利用料を適用しています。しかし、4社のなかで、国際線旅客ターミナルビルを使用せず、LCC専用ターミナルを利用しているピーチ・アビエーションは那覇での空港使用料は払う必要がありません。

また、ソウルのインチョン国際空港での空港使用料は 28,000KRW(韓国ウォン)となっているようです。(AirAsia等の他の航空会社調べ)

各社のホームページから航空券を購入する時に、表示される、空港使用料を比較してみました。

航空会社 日本円での空港使用料 備考
ピーチ・アビエーション 3,020円 那覇の使用料は無し
ジェジュ航空 3,850円  
ジンエアー 3,850円  
ティーウェイ航空 3,900円  

このように、同じ金額を払うにしても、為替レートが変動するために、各社の設定が微妙に異なります。
なかでも、韓国での空港使用料しか払っていないピーチ・アビエーションの場合、他の韓国LCCよりも、高めの設定となっています。

LCC 為替レート

LCC各社が設定している日本円と韓国ウォンとを比較してみました。

各航空会社が徴収している、空港使用料を日本円(JPY)、韓国ウォン(KRW)を比較し、為替レートを調べてみました。(2015/09/04調べ)

ちなみに、Google先生によると1JPY => 9.97KRW (2015/09/04調べ) となっています。ひと月前の8月前半では 1JPY=9.5KRW あたりでしたが、円高に推移しています。

航空会社 日本円 韓国ウォン レート(W/Y)
ピーチ・アビエーション 3,020円 28,000W 9.27
ジェジュ航空 3,850円 37,800W 9.81
ジンエアー 3,850円 37,900W 9.84
ティーウェイ航空 3,900円 37,850W 9.71

どういうことかというと、ピーチ・アビエーションの場合、同じ那覇・ソウルの往復でも、日本発の日本円で購入したほうが、ソウル発の韓国ウォンで購入するよりも安くで移動できるが、韓国勢のLCCの場合は逆となるということです。

これは、為替レートが変動するために、各会社が母体としている自国の通貨に有利なように調整しているためだと考えられます。

ピーチ・アビエーション:韓国ウォンでの空港使用料

ピーチ・アビエーション:韓国ウォンでの空港使用料

ピーチ・アビエーション:日本円での空港使用料

ピーチ・アビエーション:日本円での空港使用料

ジンエアー:韓国ウォンでの空港使用料

ジンエアー:韓国ウォンでの空港使用料

ジンエアー:日本円での空港使用料

ジンエアー:日本円での空港使用料

チェジュ航空:韓国ウォンでの空港使用料

チェジュ航空:韓国ウォンでの空港使用料

チェジュ航空:日本円での空港使用料

チェジュ航空:日本円での空港使用料

ティーウェイ航空:日本円での空港使用料

ティーウェイ航空:日本円での空港使用料

ティーウェイ航空:韓国ウォンでの空港使用料

ティーウェイ航空:韓国ウォンでの空港使用料

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