カイロ空港で日本円の両替ができなかった
2024年11月20日から11月26日にかけて、沖縄からエジプトのカイロに旅をしてきました。お金は、日本円と、予備として米ドル、また、途中、上海でトランジットが9時間程あるので、中国元を少々持っていきました。もちろん、VISAカード、Masterカードのクレジットカードも持っていきました。
利用した飛行機は、中国東方航空で、カイロ空港では第3ターミナルに到着しました。あらかじめ eVisa を取得していたので、アライバルビザを申請する必要もなく、イミグレーションはすんなり通過しました。このアライバルビザを申請する所にも、両替商があったと思いますが、詳しくはわかりません。
預け荷物を受け取るエリアにも銀行があったので、日本円を両替したいといったら、「ここではできない、外の到着ロビーにある両替商に行け」と、言われました。
預け荷物もないので、税関を通過して、到着ロビーに出て、銀行を探した所、すぐ近くに「Banque du Caire」という両替商があったので、日本円を見せて、両替しようとしたら、日本円は扱っていないと言われてしまいました。
そこで、別の両替商を探そうと、到着ロビーの端から、端まで歩いて探したのですが、なんと、両替商はこの「Banque du Caire」一軒しかありません。日本円は両替できないので、予備として持ってきていた米ドルを両替しようとしたら、「ちょうど今、要員交代の時間なのであと30分したら来てくれ!」と、言われてしまいました。
到着ロビーをうろちょろしていると、声をかけてくるのは、タクシー、リムジン、観光ツアー斡旋の人たち。「何を探しているのか?」と、聞かれたので、「両替」と、言うと。タクシー配車会社の人が、「ここでも両替できるぞ!」と、言ってきました。怪しいので、両替はしませんでしたが…
30分後に、再度「Banque du Caire」へ行ってみると、10人以上の人たちが並んでいました。どうにか、100ドル札2枚を 9,934エジプトポンドに両替することができました。
エジプトポンド札には、200、100、50、20,10,5,1ポンド札がありますが、この銀行では100ポンド札の束を100枚まとめた束から1枚抜き取って、 99 枚と端数の34ポンドを受け取りました。この100ポンド札は、日本では1,000円札ぐらいの感覚で使いやすく、バスの中で少額な運賃の支払いなども嫌な顔されずに、受け取ってもらえました。
古い米ドル札、破れた米ドル札も使えない
カイロでの宿泊先は、あらかじめ Booking.com で予約していた安宿ですが、支払いは現地で支払うシステムになっていました。4泊朝食付きで 97ドル でしたので、50ドル札、20ドル札x2、5ドル札、 1ドル札2枚で払おうとしたら、5ドル札が一部破れていたので、これは受け取れない!と、言われてしまいました。
しょうがないので、100ドル札を1枚だしたら。「この100ドル札はかなり古い!受け取れるかボスに聞いてみる」と、言い。写真を撮って、上司に相談していました。「これと同じ100ドル札は、空港の銀行で両替できたよ!」と、伝えましたが… そういば、私の持っていた100ドル札は、いつ両替したのかも覚えていません。30年以上も前に、留学した時に両替したものかもしれません。日本で言えば、聖徳太子の1万円札に相当するくらい古いお札なのかもしれません。
エジプトではドルが強いと言っても、あまりに古いドル札だと使えないこともあるようです。
また1ドル札、5ドル札などの小額紙幣は、エジプトの銀行で、エジプト人が両替できないと、宿の受付で言われました。ホントかどうかわかりませんが…
カイロ市内での両替
今回は、空港で3万円分程の金額をエジプトポンドに両替したので、今回の滞在期間4日分の食費・交通費などには十分すぎる金額でしたので、追加で両替する必要はありませんでした。
歩くことが好きなので、町中をかなり歩いたのですが、EXCHANGE (両替) の看板を掲げている店を見ることはありませんでした。
銀行はいくつかありましたが、両替が可能な店舗では、ドル、ユーロ … などの主要通貨とのレートを掲げているのが普通ですが、為替レートを掲げている銀行にもめぐり逢いませんでした。
宿の受付に聞くと、両替してくれる所はあるよとのことでしたが…
また、カイロに行く機会があれば、注意してみたいと思います。
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