バンコク・パタヤ間で、乗合バスと公共バスを比較してみた。

タイ

バンコク・パタヤの移動

2016年の夏休み、タイへの帰省先から、バンコクに戻り後2~3日あるので、たまたま同じ時期にタイのパタヤに来ていた日本人の友達と酒でも飲もうかということで、私の家族と、義理の妹の娘二人の計5名でパタヤへ行くことにしました。

往路:バンナー十字路(バンコク)からパタヤへ

往路、パタヤまでの移動には、バンナー十字路からでている、ロット・トゥーという、乗合バスを利用しました。
トヨタのハイエース・バンを、航空機のエコノミークラス程の座席間隔に改造し、15人位がのれるようにした乗合バスです。

「パタヤ行きのロット・トゥーはどれに乗れば良いのか?」と、案内係のようなお兄ちゃんに聞くと、すぐに案内してくれました。
日中、ロット・トゥーは10分おきに出発しているとのことでした。

タイなど東南アジアの新興国の乗合バスは、スケジュールはありますが、満席にならないと出発しないものが多い中、まだ、空席がありましたが、時間が来たので出発しました。

途中、バスを待つお客さんがたくさんいるバス停では、自分たちの乗客になりそうなお客さんを探すために、しばらく停まります。

乗っている乗客にとっては無駄な時間つぶしをしました。

ときどき提携していると思われるバスの案内係に携帯電話を掛けて、乗合バスを利用しそうな乗客の有無を確認していました。

とあるバス停で、案内係の人が乗客をこのロット・トゥーにつれてくると、運転手は案内係に 20B(60円ほど)を渡していました。

乗客がいっぱいで座れる座席がない状態になると、ロット・トゥーはすごい速さでかっ飛ばします。
しかし、乗客が一人でものれる空きがあると、各停留所をゆっくりと時間を掛けて乗客を探します。

乗っている方は、イライラするのですが、そんな乗客の殺気を感じていてはロット・トゥーの運転手にはなれないのかもしれません。

パタヤへは、途中、チョンブリというちょっと大きな町を通ります。今は、バイパスもできて、この街を通らなくてもパタヤへは行けますが、ロット・トゥーはあえて渋滞の激しいチョンブリの町中を走ります。
降ろさなければならい乗客もいるし、さらに、新しい乗客を乗せなければお金にならないからです。

ようやくパタヤの町の入口に到着しました。

公共のバスはバタヤ市内にあるバスターミナルに到着するのですが、今回乗車したロット・トゥーでは、南パタヤに入る路地の入口付近で降ろされました。

バンコクのバンナー十字路から南パタヤまでは 140B/人(約420円)で、子供料金はなく、大人と同額でした。
9:45 に出発し、パタヤ南に着いたのは 12:30 約3時間かかりました。

復路:パタヤ・バスターミナルにからバンプリー(HomePro前)へ

バンコクへの戻りは、公共の大型バスにのってゆったりと帰りたいと思い、友だちのコンドミニアム近くの安ホテルから、タクシーにのり、パタヤ北にあるバスターミナルにに向かいました。

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ターミナルの中にある食堂で、価格設定が町中よりも若干高い、バミー、カオパットなどを食べて 8:50 出発。

パタヤターミナルからは、途中、バンプリーのキンケーオ通り近くの Homepro前、センタンバンナー前、ウドムスック、オヌッドそして終着点であるエカマイにしか停まらなとの案内がありました。
また、どこの停留所で下車しても、値段は同一 108バーツ(約330円)で、往路に使ったロットトゥーよりも安価でした。

私たちは、宿泊先に近い、バンプリーの Homepro前のバス亭で降りることにしました。

バスは、パタヤをでると、チョンブリーの街を迂回するバイパスを走り、自動車専用の高速道路を走り、あっという間にバンコク近くまで到着しました。

Homepro 前のバス停に到着したのが 10:10。なんと、1時間20分で到着しました。公共の大型バスに乗って正解です。

次回のパタヤまで行く機会があればどうする?

往路も大型公共バスにすれば良いのですが、Homepro 前のバス停でバスに乗る時に、同行者が全員乗れるかはわかりません。

エカマイのバスターミナルまで行き、始発から乗る方法もありますが、バンコク市内の中へ入ってゆくには、時間も、金もかかるので、結局は、ロットトゥーを使って行くのと変わらないのではないかと思います。

しかし、公共バスは大型なので、ロットトゥーよりかは、乗りごごちも良く、次回、パタヤに行く事があれば、往路でも検討してみたいと思います。

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