バイクタクシーが活躍する所
バンコクにはバイク・タクシーという、オートバイを使ったタクシーがあります。
二種類の利用法があります。
1つは、大型の公共バスが走る、幹線道路から、それぞれの家まで、逆に家の近くの小路から、幹線道路にあるバス停まで、公共の乗合バス・乗合自動車が頻繁に通らない所でバイクタクシーが利用されます。
もう1つは、バンコク名物の渋滞にの際に、車の間をぬって走りることができるので、渋滞の際、急いでいる時に利用することがあります。
バイクタクシー乗り場
家から幹線道路に出たい場合のバイクタクシーの乗り場は、ムーバーンと呼ばれる住宅街の入り口に、テントのような雨水を凌ぐことができる程度のバラック小屋が、バイクタクシーの待機場になっています。
逆に、幹線道路から家に戻る場合には、バス停、歩道橋の近く、路地の入り口周辺に、待機場があります。
バイク・タクシーの数は、需要と供給の法則に従っているようです。
バイクタクシーの乗り方
バイク・タクシーの待機場に行くと、オレンジ色の背番号が入ったジャケットを着た、バイクタクシーの運転手が、「乗るのか?」と、聞いてくるので、うなずくだけで、運転手がバイクの準備をします。
バイクの後席に乗る際に、「◯◯まで」と、言えば行ってくれます。
待機場から乗車する場合は、行き先別に料金が書かれているので、ぼられることは少ないと思います。。
バイク・タクシーの運転手は、ヘルメットをかぶるますが、乗客はかぶる必要は無いようです。
目的地に付いたら、運転手に料金を払います。
バイクタクシーの縄張り
待機場が出ない場所で、どこかへ送迎を終えて出発地へ戻る、空のバイクタクシーを呼んでも、手を降って、止まってくれない時があります。
また、待機場にきても、バイクタクシーが全部出払っていて、たまたま、別の場所から、その待機場に来たバイクタクシーに乗ろうとすると、乗車拒否されることがあります。
バイク・タクシーにも、縄張りがあるようで、自分たちの乗車エリア以外では、お客さんを取らないという暗黙の了解があるようです。
危険なバイクタクシー
このバイクタクシー、先ほども書きましたが、お客さんは、ノーヘルです。
バイクですので、転倒することもあります。
特に、車が多く、早く走る幹線道路でバイクタクシーを利用すると、大変危険です。
以前、タイで勤務していた頃、私の上司の車の運転手の娘さん(学生)がバイクタクシーに乗り事故に会い、亡くなりました。
バイク・タクシーが転倒して、乗客が後ろから来た、大型のバスのタイヤに轢かれたのを目撃したこともあります。
極力利用は避けたいと思いますが、炎天下や暗い夜道、幹線道路のバス停から数キロもの道を歩くよりかは、バイクタクシーになってしまいます。
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