家内の実家のあるタイ、ロイエット県の田舎の村に滞在している時、楽しみの一つが、運動も兼ねた散歩です。
メタボ対策もありますが、戻ってきてから美味しいビールを飲むのも楽しみの一つです。
運河沿いを散歩していると、手書きのタイ語で書かれた、看板を見つけました。
「ห้ามเกี่ยวหญ้า」(草刈り禁止)と、書かれています。
周りは田んぼですが、田んぼと田んぼの間の道の法面部分に雑草が生えています。
この雑草が牛の餌となるのです。田んぼで稲を生育している時期は、牛を田んぼで放牧させることができません。
牛たちには、あぜ道に生えている草を刈りとって与えるか、前回収穫した稲を乾燥させて干し草にしたものを餌として与えています。
あぜ道の草を刈る権利を持っているのは、その田んぼの所有者になっています。
このあぜ道はアクセスも良く、法面も広々として草刈りにはもってこいな場所なので、ここで草を調達する村人がいたのかもしれません。
草を刈り取って牛の餌にするのも、村人の大切な仕事の一つです。
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