タイのタバコパッケージ警告写真

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銘柄は下部にほんの少し表示されているに過ぎない

タイでは、タバコを吸う人は日本よりも少なく、肉体労働者が吸うというイメージが有り、オフィースはもちろんのこと、飲食店、飲み屋でも禁煙になっており、愛煙家は肩身の狭い思いをしています。

タイ仏教の世界では、僧侶にはお酒を飲むこと、女性と接触することなどが禁じられていますが、たばこを吸うことは、禁じられていません。タバコのことを、ヤー(薬)・スーブ(吸う)[吸う薬]ということからもわかるように、薬の一種と考えられていたようです。

しかし、世界的に見ても、タバコは健康を損ねる嗜好品であることは、間違いなく、喫煙する人の周りの人にも迷惑をかけているのは事実である。
タイの保健省も、タバコの販売にはかなり厳しく取り組んでいるようにみえ、テレビのCMはおろか、タバコの看板を見かけることはない。
また、タバコの販売も、コンビニやスーパーんなどでは、「ここではたばこを販売しています。」と、いう張り紙があり、タバコを直接見えるところに置いていない。

そんなタバコ対策先進国のタイで、日本人がびっくりするのは、タバコのパッケージである。パッケージには隅の方に銘柄が分かる程度に印刷されており、表面全体に警告写真が印刷されている。
肺が真っ黒になった写真や、肺がんで犯された臓器の写真、歯がニコチンで真っ黒になった写真などである。見ているだけで気持ちが悪くなり、目をそらしたくなる。

この、どぎついタバコ警告写真が印刷されたタイのたばこを、日本のヘビースモーカーの友達におみやげとして、プレゼントしたことがある。
タバコ自体の味は、好みの問題があるが、それなりに受け入れられたようだが、愛煙家の彼いわく、「パッケージが気持ち悪いので、1本吸ったあとは、同じヘビースモーカーの知り合いにあげた」と、のことだ。

日本の厚生省も、喫煙による健康障害を減らしたいのであれば、このタイ・スタイルの、喫煙がもたらす、どぎつい写真を全面に掲示させて、タバコに好奇心をもつ若者を減らし、しいては喫煙者を減らすくことができるのではないかと思う。

バンコク・スワンナプーム国際空港免税店で販売されているタバコ(ラッキーストライク)

バンコク・スワンナプーム国際空港免税店で販売されているタバコ

バンコク・スワンナプーム国際空港免税店で販売されているタバコ

バンコク国際空港の免税店で販売されているタバコ

銘柄は下部にほんの少し表示されているに過ぎない

銘柄は下部にほんの少し表示されているに過ぎない

真中んの緑のタバコには「家の中ではタバコは吸わないで下さい。タバコの煙があなたの周りの人に悪影響を与えます」と、書かれています。

真中んの緑のタバコには「家の中ではタバコは吸わないで下さい。タバコの煙があなたの周りの人に悪影響を与えます」と、書かれています。

子供が呼吸器系疾患に侵されているタバコの警告写真

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