中国東方航空:7時間遅れの大遅延 YVR->PVG

搭乗記
ようやく搭乗

2019年10月12日02:30発中国東方航空 MU598 便、上海経由で沖縄に帰国

バンクーバーから沖縄に戻るために、中国東方航空 MU598便を利用しました。
このMU598便は深夜 2:30 出発の便です。搭乗手続きは 23時から始まると、中国東方航空のカウンターに記載されていました。

中国東方航空のカウンター

カウンターに掲示してある搭乗手続きの時刻情報

しかし、手続き開始1時間以上も前の22時ごろから、チェックインカウンターに人々が並び始めたので、私達もそれに従って列に並び、搭乗手続きの開始を待つことにしました。

搭乗手続きはまだ開始していないがすでに多数の乗客が搭乗手続き開始をまっている

23時にはかなりの長い列ができていました。
搭乗手続きはこれといったトラブルもなく終了。上海で乗り継ぐ沖縄便の搭乗券も受け取り、パスポートコントロールを通過して、免税店で土産を買って、出発ロビーで搭乗を待っていました。

しかし、予定されていた搭乗時刻になっても、搭乗が始まらないので、「何かあったな?」と、感じていると。「機材の整備のため搭乗時刻を 5:00 に変更します」というアナウンスが有りました。

出発時刻 5時に変更

「2時間半も遅れるのかぁ~」と、思っていると、中国東方航空の職員が、水とお菓子を運んできました。
到着ロビーにあるテーブルの上に、ペットボトルの水を「ドンドン」と積み、ダンボールの箱をさかさまにして、ビスケットをまるで、家畜に餌をやるように、テーブルの上にばらまいて、乗客に振る舞っていました。

1度目の配給では、たまたまテーブルの近くにいたので、ビスケットを取ることができました。
日本人だと人数分しか受け取らないと思うのですが、周りにいた中国系、インド系の人たちは、一人で何個ものビスケットを取っていました。たしかに、「1人1個ですよ!」などというアナウンスもありませんので、取りたいだけ取っていいのかもしれませんが…
この辺が文化の違いなんでしょうか?

1度目のサービス。
水は残っていますが、ビスケットはなし。

さて、5時すぎになっても、まだ、搭乗が始まらず、中国系の人たちが中国東方航空の職員と中国語で何か言い合っていますが、中国語はさっぱりわかりません。

そうすると、また搭乗時刻の変更のアナウンスが有り、新しい登場時刻は 7:00 になりました。
しばらくすると、職員がお菓子と水を持ってきて、前回同様、テーブルの上にばらまいていました。2度めのお菓子は、小袋に入ったポテトチップでした。

もともと人数分なかったのか、中国系、インド系の人たちが一人で何個も取っていったからか、私がテーブルに行ったときには、残念ながら、ポテトチップはありませんでした。

出発時刻が 7時 に変更

早朝 7時過ぎ、外が白み始めるころに、アナウンスが有り「MU598便は欠航します。」と….

さすがに、これには驚きました。
中国系の乗客は中国語で職員とやりあっています。インド系、西洋人は英語で職員とやりあっています。
英語は多少わかるので、そばで聞いていると、「これから方針を決めるが、家に帰ってもらうか、ホテルを用意する」とのことでした。

MU598便 キャンセル!

しかし、その後1時間ほどすると、「欠航」から一転 「9:30 に出発します」との、アナウンスがあり、ロビーから拍手も聞かれました。

そして、3度めの配給があり、今度は、職員がカウンターの側に座って、配給を取りに来た乗客に1人1個ずつ、マフィンを配っていました。おそらく、西洋人等が、クレームを入れたのだと思います。

私は、娘の分もくださいといって2個ゲットしました。

3度目はマフィンの配布

9時過ぎになると、ようやく搭乗が開始されました。
整備不良のため、一度は欠航が決まった機材に乗るのは、ちょっと怖い気がしましたが、ほんとに整備不良だったのかな?
機長のアルコールが抜けていなかったから? のような気もしないではありませんが、本当の理由は不明です。

ようやく搭乗

徹夜の状態で飛行機に乗ったので、シートベルトして機体が動き出すと、すぐに眠ってしまいました。
機内では食事が2度、また日本の映画も見れたので、食べては寝て、映画を見て…
あっという間に、上海へ到着しました。
キャビンアテンダントには日本人の方が2名もいました。

考えてみると、出発が7時間遅れても、キャビンアテンダントはずっと待機していたはずなので、待機時間もいれた、勤務時間はかなり長くなり、大変だったんじゃないかと思います。ご苦労さまです。

バンクーバー、YVR、10:00(現地時間) – 上海、PVG、12:55(現地時間)

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