食用昆虫(コオロギ)

グルメ

よく見かける食用昆虫:コオロギ

日本ではあまり馴染みのない食用昆虫だが、タイを始めとするインドシナ半島の国々ではよく食されています。
ラオスやカンボジアで、グロテスクな食用のクモを見たことがありますが、タイの小さな田舎町の市場ではなかなか見かけません。しかし、村の市場で必ずと言って良いほど見かけるのは、コオロギやカイコの炒め・油あげです。

村の市で販売されている食用昆虫

村の市で販売されている食用昆虫

コオロギの養殖は簡単な木箱

市場ではコオロギはよく売れるからか、コオロギを養殖している木箱を隣において、コオロギの炒めものなどを販売しています。
養殖用の木箱には、コオロギが好む空間を作るために、にわとりの卵を収納するダンボールを利用しています。木箱の上部にはコオロギが逃げていかないように、表面がツルツルとしたガムテープを周囲に貼り付けているだけです。

IMG_5894

IMG_5895

IMG_5865

簡単なコオロギの調理方法

食用コオロギの調理法はいたってシンプルで、コブミカン(バイマクルット)、タイバジル(ホーラーパー)もしくはパンダンの葉(バイトゥーイ)などのハーブの葉と、味付けに塩やだしの素(ロッドディー)をまぶして、フライパンで炒めるだけです。

ビールのおつまみには申し分ないし、小腹の減った子どもたちのおやつにもちょうどいい塩梅です。

栄養豊富な食用昆虫

昆虫は良質なタンパク質、ビタミン・ミネラル、そしてアミノ酸が豊富に含まれています。
しかし、高カロリーな食品ですので、とりすぎには注意が必要です。

IMG_5892

写真に写っているコオロギの炒めものは一皿20バーツ、日本円で約70円ほどです。
コオロギ好きの地元の人によると、卵を持ったメスのコオロギが美味しいよとのことだ。

食べたことのない人にとっては、口に入れるまでは勇気がいります。
コオロギの場合、産卵管や足の太ももの部分が舌に当たった時の食感も不気味です。
タイの市場でコオロギを見かけたら、是非みなさんも勇気を出してコオロギを味わって見て下さい。
食用昆虫の缶詰を見たことがあるので、おみやげにも良いかもしれませんね?
IMG_5898

コメント

タイトルとURLをコピーしました