果物お王様ドリアン
「果物の王様」と呼ばれているドリアンですが、タイもタイの暦の新年にあたる、ソンクラーンの祭りが終われば、ドリアンの季節にとります。
ドリアンの臭を嗅いだだけ、臭いから食べないという食わず嫌いな方もいらっしゃいますが、わたしも、はじめはそうでした。
タイで仕事をしていた頃のある週末に、家族で、ラヨーン県にドライブに行きました。たまたま道に迷った所が、ドリアン畑で、初めてドリアンの木を見たのですが、その畑の側でドリアンを路地販売していました。
せっかくなので、ドリアン食べようということになり、ドリアン売りの叔父さんが、ドリアンの実の底の部分の臭を嗅ぎながら、このドリアンが食べ頃だよと教えてもらい、食べてみることにしました。
新鮮だったので臭いは気になりませんでした。勇気を出して食べてみたところ、クリーミーな果肉にコクがあり、濃厚な甘みがあり、美味しいこと、美味しいこと。
さすが「果物の王様」と言われるだけのことはあります。
ここでドリアンに会わなければ、一生食べなかったもしれないドリアンです。
ドリアンは危険物?
このドリアン、お酒と一緒に飲んでは行けません。「鼻血ブー」となることがあるそうです。
タイ人の友だちのお父さんも、ドリアンを食べ過ぎて、鼻血が肺の方に流れ込み、亡くなったそうです。
また、ホテルとか、飛行機への持ち込みはできません。臭いがきついからです。
ドリアンのお菓子は臭くない?
このドリアンを乾燥チップにしたお菓子、ドリアン・チップがスーパーなどでも売られています。
生のドリアンの硫黄のような臭いは全くしません。
濃厚なポテトチップのような感じのお菓子に仕上がっています。
ポテトチップと同じで、フタを開けると、湿気てきますので、私の家では、冷蔵庫の中で保存します。
このドリアンのお菓子、日本人へのおみやげには最適です。
私は、このお菓子を、マーブンクロンセンター3F、東急デパート入り口の中華系のおみやげ屋さんで、購入します。
1箱140バーツ(約500円程度)です。四角形のプラスチック入ったものもあれば、ビニール袋に入ったもあります。
スワンナプーム空港でも販売されていますが、市内と比べて値段は3~4倍もします。
ドリアンのお菓子:成分表
ブランド名:メー・ラモーン(ラモーンかあさん)
ドリアン(品種:モントーン) | 90% |
パーム油 | 8% |
塩 | 2% |
重量 | 150g |
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