マハーバーリプラム(チェンナイ)での酒

インド

2024年1月末に、チェンナイ近郊の世界遺産のある観光地、マハーバーリプラムに行ってきました。

毎日の晩酌を楽しみにしている私にとって、お酒は必需品です。これまで、インドを何度か旅していますが、インドではお酒の入手が楽ではありません。

政府から許可を得た酒屋でのみ販売されています。日本でも昔は、酒屋でしか販売されていませんでしたが、当時の日本とは異なり、インドではその認可された酒屋の数がかなり少なく、今回旅した観光地のマハバーリプラムの町でも、たった1店舗しかない状況でした。

マハーバーリプラムに到着したのは、2024年1月26日で、この日は、インドで憲法が公布されたことを記念する「インド共和国記念日」でした。宿泊先のオーナーに、「お酒を飲みたいがこの町ではどこで販売しているか?」と、聞いたところ。「今日は、祝日なので、酒店は閉店している」と、いわれました。インドでは、国民の祝日など、ドライデーと称し、酒を販売しない日(禁酒日)もあるので、注意が必要ですね。幸い、インドへ向けて出発した空港の免税店で購入したウィスキーがあったので、その日の晩酌はできました。

町に1軒しかないリカーショップ(酒屋)へ行く

翌日、マハーバーリプラムでたった一軒しかない酒店 Tasmac Bar を宿のオーナーに教えてもらい、グーグルマップをたよりに、酒店へ行ってきました。

マハーバーリプラムの町から外れた郊外の、周りには住宅が殆どないエリアに、ぽつんとある建物が酒店でした。宿泊先からは1Km以上、20分ほどかけて歩いていってきました。

実は、日本を旅立つ前に、この店のことは下調べしていたのですが、マハーバーリプラムに行く途中、この道をタクシーで通った際に、酒店がある場所に、Googleマップに投稿されていた写真と同じ看板が見当たらなかったので、閉店?廃業?しているのかと心配していました。

酒店 Tasmac Bar は頑丈な鉄格子で窓やドアがガードされていて、周りには、インドの男どもが群れをなしていました。私も、順番があるようでないような列に加わり、受付まで来て、とりあえずビールを購入しました。

ビールだけでは足りないので、度数の強いウィスキー系の酒も買いたいと思いましたが、何を買って良いのか分からなかったので、近くのインド人のおじさんに「何がおすすめ?」と、聞くと「モニター」と、言って、彼が購入した酒を見せてもらい、同じものを購入しました。

地元のインド人も、街から離れたこの酒店に昼間から酒を買いに来ていますが、歩いてきている人はほとんどいないようで、皆さんバイクか車です。また、男性ばかりで女性の姿は全くありませんでした。

酒店 Tasmac Bar の場所

酒のつまみとソーダ

宿泊先のゲストハウスの周りにある売店では、インドにしかないと思われる、スナックが小さな袋に入れられて販売されていました。スナック類は一袋 10 INR (約20円)でした。

今回購入したつまみの中で、日本人でも普通に食べられたのは、ピーナツとポテトチップだけで、他のインド独特のおつまみは、食べられないことはありませんが、あえて食べたいとは思いませんでした。

酒のつまみは確保できましたが、今回の宿泊先の部屋には、冷蔵庫がありません。ビールを冷やしておくこともできないので、氷を探しましたが、氷を売っている店は近くにありませんでした。

氷があれば、水割りでも良いのですが、氷がないので、冷えたソーダを買ってきて、ラム酒(モニター)をソーダで割っていただきました。ソーダ 750ml の価格は 20 INR (約40円)でした。

インドでは、旅行者が安く、おいしくお酒を飲むのは、なかなか大変ことだと思います。もちろん、高級ホテル等に行けば別ですが….

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