インド・チェンナイで空港と市内での両替比較

インド
空港の両替所での両替記録

2024年1月下旬、インド南部の都市、チェンナイを訪れました。コロナ前にインド旅行をした時に使い切れなかったインドルピー約5000ルピーほどもってはいたのですが、足りないので両替をすることにしました。ガイドブックなどでは、「空港での両替はレートが悪いので、最低限にし、市内の両替商・銀行で両替すべし」と、記載されていますが、今回は、空港からチェンナイ市内ではなく、少し離れた田舎町・マハバーリプラムに行くので、日本円での両替ができないかもしれないと思い、空港で数日分の生活費を両替することにしました。出迎えの人が入れない、アライバルホールに出る手前にある両替所に、クアラルンプールから乗ってきたインディゴ航空のCA達が両替を行っていたので、その両替所で両替をしました。

日本円で3万円分両替しました。パスポートのコピーをとられ、書類にサインを求められました。この両替のときの領収書が下記のものです。

レートは 1円=0.48 INR(インドルピー) で、3万円だと 14,400 INRになるはずですが、Exchange Conversion Charge (為替換算手数料) 1855 INR、約19%、さらに中央政府・地方政府による消費税のような税金がそれぞれ 22.5 INR 差し引かれ、結局受け取った金額は 12,500 INR でした。計算すると 1円 = 0.417 INR / 1 INR = 2.4 円となります。

マハバーリプラムでの観光を終え、チェンナイ市内エグモア駅近くの安宿で宿泊し、通りを歩いていると「Exchange Money?」と、道に止めてあるバイクの上で座っている、小太りの親父が声をかけてきました。次回のインド訪問のためにも、少し両替して置くかと思い、とりあえずレートだけでも聞いてみるか? と、親父に、レートはいくらか? と、聞いたら。「こっち来い!」と手で合図され、向かいの両替商と思しき事務所に案内されました。何を両替したいのか、ドル?ユーロ? と、聞いてきたので、1万円札を見せると、親父がポケットから500ルピー札の札束を取り出して、「ワン・ツー….」と、10枚とりだして、1万円は = 5,000 INR だよとのこと。 数日前に空港でのレートが悪かったので、ここは、なんてレートが良いのかと思い、すぐに両替してしまいました。ちなみに、ネットで調べた所、この日の中央値は 1 INR = 1.8 円ほど、1 万円 = 5,555 INRです。

それにしても、空港でのレートと比べるとかなり良いです。1万円両替したとすれば、830 INR の違いがあります。830 INR といえば、1本180 INR の瓶ビール 4.5 本分となります。

エグモアなど外国人観光客が多くいる場所では、両替商も多くありますので、数店舗回って、レートがよい両替商で両替するのをおすすめします。

チェンナイ空港には、空港の中に数カ所両替ができる場所があります。また、空港から出て、メトロのエアポート駅のチケット売り場の近くにも両替ができる場所があります。レートは空港内よりもよく、この日は 1円 = 0.5 INR で買うとの、電光掲示板表示がありました。ただし、ここでも、手数料、税金がかかるかもしれません。(未調査ですl)

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