早朝、午前4時すぎにホテルの前でゴミの回収作業をするトラックの音で目が覚めちゃいました。
まだ、小雨が降っています。
聞いたことのない、鳥の鳴き声も聞こえてきて、異国にいる感じが湧いてきました。
降っていた雨も、6時前には上がり、太陽も顔を出してきたので、なにか腹ごしらえをしたいと思い、バザールの方へ向かうことに…
ゼレニ・バザール
30分ほど歩いたところにバザールはありましたが、場内はまだ営業開始前でした。いく店舗では、開店の準備をしているような状態でした。
ゼレニ・バザールの隣の路地での青空市
ゼレブ・バザールの隣の路地では、市民が持ち寄った品物を販売する、青空市が行われていて、多くの人で賑わっていました。
野菜、肉、果物(いちご、チェリーがメイン)がたくさん並べられていました。
ナンをリヤカーに入れて売っていたおばちゃんから、円盤状の大きなナンを1枚500T.(150円)で買いました。ここで購入したナンは、非常用にと、リュックの中に入れて、腹が減ったときに食べていましたが、結局、1/4くらいは沖縄まで持ち帰ってきました。
げんこつのような形をしたパンの皮の中に、羊の肉とじゃがいも、玉ねぎを炒めた物が入ったピロシキと思われるものを食べたところ、これが、意外と美味しかったので、後で腹が空いたときに食べるため、さらに2個追加で購入しました。一個 400T. (120円)
さらに、のどが渇いたので、甘いチャイを、プラスチック大カップ一杯 300T (90円) も購入し、ピロシキといっしょに、道端でいただきました。



一旦、宿に戻り、絵葉書を準備して、まずは郵便局を目指しました。あらかじめ探しておいた土曜日でも営業している、General Post Officeへ向かいました。GoogleMAPでオフィースの入口と、実際の郵便局の入口がズレているのか、3人ほどに 「郵便局はどこ?」 をGoogle翻訳でカザフ語に翻訳したものを見せて、正しい場所を教えてもらい、ようやく KAZPOST の看板を見つけることができました。
KAZPOST 新しくは QazPost という綴りになっていた。現地では、小包などを郵便局に受け取る仕組みになっているようで、郵便部を受取りエリアでは多くの人で混雑していましたが、郵便・小包を送り出す方はほとんど待ことなく、すぐに順番が来ました。
アメリカ、シンガポール、日本に送りたいと伝えると、全世界一律料金で400T.(約120円)とのこと。係員が、切手を貼ってくれて、私の眼の前で、消印スタンプを押してもらいました。住所の書き間違いがない限り、ちゃんと届くだろうと確信しました。
次に、カザフスタン国立博物館へ向かう。途中、水を持ってくるのを忘れたので、キオスクのような店で飲水を買おうと思うが、水を売っているような店がなかなかない。ようやく、ミニマーケットと看板を掲げた店があったので入ってみると、パン屋と雑貨屋が一つの店を折半していた。
1Lの炭酸水を棚から取って、パン屋のレジに持っていったら、レジはあっちの雑貨屋のレジだと言われた。レジの後ろに、ウオッカなどの酒の瓶がたくさん並んでいるのに気がついた。カザフスタンでは「酒屋」以外の、小さな商店でもお酒が売っているみたいだ。お酒の手配を心配していたが、無用な心配だったみたい。よかったよかった。

カザフスタン国立博物館の入口はグーグルマップでみると、建物の裏側になっていたので、表からわざわざ裏側に行くと、「Staff Only」と掲示板があるドアしかない。「困ったなぁ~」と、思ったら、ちょうど、スタッフと思われる人が出てきたので、「入口はどこ?」と、聞いたら。正面側の方を指さして教えてくれました。Googleマップは、中央アジアでは、いまいち正確ではない感じがしました。
ちょうど11:30ごろで、腹も減ってきたところに、博物館内に指差し注文ができるカフェテリアがあったので、ご飯の上に、羊肉の野菜炒めを注文する。果物のジュースも注文して2,250T.(約700円)
博物館では、おみやげコーナーもあり、そこに絵葉書もあったので、次の移動先でもカザフスタンの絵葉書をだそうと思い購入。アルマトイの風景の絵葉書が800Tx2、女の子の写真が300T で購入。ちょっと高め。
博物館の次は、ガッツリ営業しているゼレニ・バザールへ行ってみることに。その前に、アルマトイ市内を走る地下鉄に乗ってみたいので、近くの ABAI駅まで歩いていきました。
今回、乗った車両では満席状態で、立っている人は、ドア付近の立ちやすいところに立っている人のみで、私が車両の真ん中あたりのつり革を持って立っていたら、私のすぐ前の青年が席を譲ってくれました。
カザフスタンでの私の姿は、席を譲ってあげないといけない 老人 として見られるようです。
それもあると思うけど、この青年には連れの女の子がいて、彼女の前で、いいところを見せつけたかったのかもしれません。きっとそうだ~。
とりあえず、終点のバウリヤンモミシュリー駅まで行って、地上に出て、どんな所なのかな〜と見学し、これ以上先に歩いていくのも難儀なので、すぐに元来た方向に戻りました。
今度は、逆に、東側の終点駅である、ライムベクバトゥル駅まで乗って、地下鉄駅構内の写真を撮って来ました。
そして、市場の最寄り駅であるジベックジョリ駅まで、一駅だけ乗車しました。ジベックジョリ駅は利用者が多いからなのか、改札を出ると、郵便受け、本の貸出機、自販機などがいくつか設置されていました。



昼間の市場は、早朝まだ準備中の市場とは異なり、活気がありました。雑貨やお土産品などを売る店も営業していました。ここでは、KAZAKHSTANと国旗のマークを刺繍した帽子を3,000T.(約 900円)で購入。


市場内にお酒・チョコレートを売っている店を見つけ中に入ると、ちょうど、カザフ人が複数の中国人の観光客を連れて、「この店のチョコレートはお土産にいいですよ」と、勧めていたので、私もお土産用のチョコレートも購入ました。チョコレートは1個 875T. (約270円)~1,145T.(約350円)でした。
韓国系の顔立ちをした酒店の店主に、カザフで人気の焼酎を教えてもらいましたが、日本円で1,000円ほどするので、もっと安い、一本1,700T.(約500円)の 38度のウォッカ?を、今夜の晩酌用に購入しました。



バザールの大きな建物の入口で、かわいい女の子が「アイスクリームいかが?」 と、声をかけてきたので、いいオヤジは、鼻の下を長くして、「いいねぇ〜」 500T.(約 150円)でチョコレート味を購入しました。話をしていたら、なんと、ウズベキスタンのタシケントから来たとのことでした。
その後、市場周辺をウロウロしていたら、漬物・サラダなどの惣菜を売っている店を見つけ、ホテルに持ち帰り、部屋で晩酌しながら食べるのに良いかもと思い。「1人で食べる分をほしい」と、カザフ語にGoogle翻訳したのを見せると、わからないというジェスチャー。おばちゃんが「….. ロスキー ….」と、ロシア語と言ったようだったので、ロシア語に翻訳した文書を見せたら、「OK」と、一人分のサラダをビニール袋に入れてくれました。ついでに、そばに陳列されていた、キムパブのような巻き寿司も購入しました。
そういえば、今朝も、宿のおばちゃんに、明日タクシーを呼べますか?とカザフ語に訳した文をみせたら、ロシア語にしてくださいと言われた。
カザフ語を理解せずロシア語だけで生活をしているロシア人が、それなりに多いってことなのかなと、感じました。
ホテルへ戻る途中、小さな売店に寄って、冷えたビールも購入しました。缶ビール 450mL缶、360T.(約110円)でした。


5月24日、歩数:30,782歩
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