タイの愛人

ミア・ノイ「เมียน้อย」とミア・ルアン「เมียหลวง」

タイ語でミア・ノイというと、日本語に訳せば愛人とか、妾とかに翻訳されます。
ミアが妻、ノイが小さいという意味で、直訳すると小さな奥さんということになるのでしょうか。

このミア・ノイ、タイのTVドラマとかを見ると、よく登場してきます。

私がタイで仕事をしていた頃、実際に「私はミア・ノイだよ」と、公言していた人が二人いました。共通点は、奥さんも公認で、夫婦+ミア・ノイで生活していたということです。

上手く会社を回すミア・ノイ

タイで始めて就職した先の土木機器レンタル会社で、日本の土木・建築会社向けの営業職でした。当時から、日系企業が多数タイに投資をし、工場建設が盛んだったため、日系の土木・建築会社も多数タイに進出していました。そこで、日本人を雇えば、日系の土木・建築会社からも引き合いが出てくると社長は考えたようです。

この会社の社長は、中華系タイ人でした、副社長が奥様で、ネイティブのタイ人です。少し色黒でぽっちゃりとした感じで、王室系の祖先を持っているような話でした。娘さんが一人いたようです。

さて、営業部を統括していた女性は、明るくて、話し上手で、周りの人を笑顔にさせるような感じの人でした。美人というほどでもなく、どちらかと言うと、かわいい感じの女性で、年は奥さんよりも多少若い程度でした。
この女性が社長のミア・ノイでした。
従業員はもちろんのこと、よく利用するお客さんこのことを知っていました。

私生活は全くわかりませんが、社内でも違和感なく、要所に奥様、ミア・ノイを配置し、役割分担がなされて、上手く機能していたと思います。

この会社を退職したあとに、偶然ミア・ノイに会いましたが、お腹が大きく、社長の子供を身ごもっていました。
その影響かどうかはわかりませんが、いつの間にかこの会社、なくなっていました。

金づるのミア・ノイ

嫁の実家がタイ東北部のイサーン地方の農村にありますが、お向かいさんはバンコクに働きに出ています。といっても、雇われ労働者ではなく、バンコクでレストランを経営したり、私営の宝くじを販売して金を稼いでいます。
田畑は持っていますが、人に貸して、正月やソンクラーン等、お祭り事がある時に農村に戻ってきます。

ある時、奥さん、娘と一緒に、若い娘も一緒に連れて来ました。ちょっとぽっちゃりした感じの可愛い女の子でしたが、その女性が、彼のミア・ノイでした。
奥さんはとなり村の出身で、今ではそれなりに年を取っていますが、タイ美人に分類される女性です。

奥さんも公認のミア・ノイでした。どのように知り合ったのかはよくわかりませんが、このミア・ノイは、日本人のミア・ノイでもあり、ミア・ノイの掛け持ちでした。

日本人は、有名な日系企業の工場長で、単身赴任でした。
日本人工場長のミア・ノイで、かつ、お向かいのタイ人のミア・ノイでもあり、さらに、奥さん公認とは、どういうことなのでしょう。

日本人工場長からのミア・ノイへの手当(お金)がミア・ノイを通して、お向かいのタイ人に渡り、金を稼いでくるミア・ノイなので、奥さんも公認しているとのことでした。

その後、日本人工場長にミア・ノイを掛け持ちしていることがばれて、日本人のミア・ノイの座を奪われると、金を持ってこないミア・ノイは必要ないと奥さんに怒られ、お向かいのタイ人のミア・ノイの座も奪われてしまいました。

タイでは、ミア・ノイにまつわる話はそこら中に転がっています。

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