ピーチ・アビエーション、那覇-バンコク便で思ったこと

那覇-バンコク 初の直行便

日本のLCC代表格である、ピーチ・アビエーションが沖縄那覇とタイ・バンコク(スワンナプーム)を結ぶ航空路線を2017年2月19日から運行するというアナウンスが10日程前に報道され、2016年12月15日から、ピーチ・アビエーションのサイトで航空券も購入できるようになりました。

那覇とバンコク、貨物便の直行便は毎日運行しているようですが、人が乗れる便は、これまで、年末年始のチャーター便以外はありませんでした。

長年、沖縄、バンコクの直行便を望んでいた私にとっては、非常に喜ばしいことです。これまでは、中華系の航空会社を使えば、台北や香港での乗り継ぎ、日系の場合は一旦、大阪、成田に戻ってからの乗り継ぎで、直線距離では短いのに、時間がかかる方法しかありませんでした。

今回は、LCCのピーチ・アビエーションが、開始早々、毎日1便往復するようで、利用者にとっては利用しやすい反面、バンコク到着が現地時間の0:15に到着するというLCCならではの到着時間、出発時間には利用しにくい面もあります。

料金は、もっとも安い場合、片道 9980 円からで、諸税・空港使用税等を含めて往復、22,510円 というのは、大変魅力的です。

往復22,510円 !!

往復22,510円 !!

バンコク発の航空券が買えないし、タイ語のHPもない

さて、この新しい路線をタイに住む家内の親戚に知らようと、ピーチ・アビエーションのホームページを教えてあげようと思った所、タイ語のホームページがありません。

ピーチ・アビエーションの他の就航先の韓国、台湾、香港の各言語のホームページはあるのですが、タイ語はまだ制作していないようです。

LCCを使う旅好きのタイ人には、英語でも十分だと考えているのか、タイ語のホームページはまだ準備中なのかもしれません。

不思議に思ったのが、バンコクを出発地として、那覇を往復する航空券が購入できないことです。

※日本発の片道/往復の航空券はご購入いただけますが、タイ発の片道/往復の航空券は現在ご購入いただけません。
ご購入の際はご注意ください。
http://www.flypeach.com/pc/jp/lm/st/route/oka_bkk?www_pc_ja-jp_mini_banner_02

バンコク始発が購入できない。

バンコク始発が購入できない。

沖縄人、日本人、タイ人に限らず、バンコクに住んで、沖縄へ往復したい人、もしくは、沖縄を経由して、大阪、成田へ乗り継ぎで利用したい人の航空券が購入できないのです。

ホームページには、「現在ご購入いただけません」、とあるので今後は可能になるのかと思いますが、どういう理由なのでしょうか? タイバーツでの決済が難しいのでしょうか?

ふと疑問に思ったのが、バンコク発の航空券を購入できない場合、運行初日の2017年2月19日に那覇を出発してバンコクに 2月20日 00:40 に到着した機材の折り返し便、つまり2017年2月20日1:40発の MM990 便には乗客は 0 人ということになるのではないでしょうか?

沖縄からバンコクへ行く人たちの需要は?

那覇に就航している、韓国、台湾、香港を結ぶ海外のLCCの場合、利用者大半は現地の人が利用しています。
ピーチ・アビエーションも例外ではなく、私が利用した韓国便、台湾便でもほとんどが現地の人で、沖縄人(日本人)の利用はわずかでした。

今回、ピーチ・アビエーションの那覇-バンコク便は、タイ人の利用を見込んでいないのでしょうか?
バンコク発の航空券が買えない以上、タイに住むタイ人は利用できないと、思うのですが…

沖縄からバンコクへ行く利用者はそんなに多くはないと思います。
10年ほど前、そのころは、チャイナエアラインをつかって台北経由でバンコクへいく方法が安くて早く、沖縄-バンコクを利用している人の定番ルートでした。

台北での乗継便なので、乗り継ぎの際に同じような行動をするので、大体の人数が把握できますが、せいぜい
10~20人程です。沖縄人(日本人)と米軍関係者(白人・黒人)が半々くらいで、タイ人はたまに見かける程度でした。

10年前ですので、今はもっと交流があると思われ、数倍以上の人が行き来していると思いますが、せいぜい50~100人/日前後が、沖縄-タイを行き来しているのでは無いかと推測されます。少なくとも、ピーチ・アビエーションが使う機材AIRBUS A320 の全席180席を埋めるほどの需要はないのではと思います。

今回の那覇-バンコク便の深夜という時間的な理由や、フルキャリアのサービスを利用したい人たちは、ピーチ・アビエーション以外の選択をするはずですので、ピーチ・アビエーションのフライトが満席近くになるのは、運行初日のご祝儀搭乗を望むタイ大好きな沖縄人が多数搭乗するであろう、初日だけじゃないかと思います。

沖那覇-バンコク 運休?

那覇-バンコク便を末永く就航してほしいと思う私からは、最初から、毎日就航するというのではなく、最初は週2~3便から始めて、利用者が増えてゆけば、段階的に就航日を増やしてゆくのが良いのではないかと思います。

今回の、那覇-バンコク便の運行スケジュールは 2/19-3/25 までの約1ヶ月で、3/25以降の運行は未定となっています。この期間の利用者が想定より少なければ、運休になってしまうかもしれません。

以前のピーチ・アビエーションの那覇-石垣便のように、就航して、いつのまにか運休というのは避けてほしいです。

タイ人に利用してもらう

沖縄関係者の利用だけでは座席数を埋めることができないのはわかっているので、タイ人の需要を掘り起こさなければなりません。

沖縄にも、タイ人観光客はまだ数は少ないのですが、来ています。
那覇市内にある免税店で働く人から聞いた話では、タイ人の観光客のなかには、台湾や香港からのクルーズ船に乗ってくる団体がいるそうです。もちろん、中国人や韓国人に比べるとそうとう少ない数ですが…

彼らの目的は、グルメや沖縄の文化に触れるというよりも、中国人同様ショッピングです。

タイから一番近い日本ですので、日本製品を買うために、短い時間で行き来できる、沖縄直行便をアピールするのも良いかと思います。

ショッピングが目的の場合、クルーズ船で訪れた場合には、荷物の重量を気にせずにショッピングできますが、飛行機の場合は、荷物の重量に制限、もしくは別途料金の預け荷物に、お金がかかることになります。

通常のLCCの逆をいく思い切った施策で、例えば、沖縄->バンコク は預け荷物 通常の20Kg までの金額で 100Kg でOK! などの、奇策を講じればショッピング利用が目的のタイ人もピーチ・アビエーションを利用しやすいのではないでしょうか?

現状では、沖縄に来たいと思うタイ人が利用できないので、まずは、バンコク発の航空券が買えるようにして、タイ語のホームページを開設して…

あの手、この手を使って、那覇-バンコク便 運休にはさせないでほしいと、運行前から願っています。

ちばりよ~、ピーチ・アビエーション!

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