野菜・果物の値段を決める単位

タイ王国、バンコク郊外のベットタウンひとつ、サムットプラカーン県のバンプリーヤイにある、義理の妹の家に居候しているとき、近くで開かれる市場へ行ってきました。

市場といっても、週末を中心に週に3,4回開かれているもので、八百屋、肉屋、魚屋、果物屋、雑貨屋などの店が20店舗ほど集まった小さな市場です。

タイの親戚に、日本の餃子を作ってあげようと思い、その材料である、キャベツを買おうとした時です。テーブルの上に並べられていたキャベツをいくつか手に取り、その中で一番重いと思うキャベツを店主に渡して、いくら? と、聞いたところ、キャベツをはかりに乗せ、重さを計量し、35バーツと(約120円)と、言われました。

日本の八百屋では、キャベツは一般に1個いくらという値段をつけていますが、私が利用した店では Kg 単位で販売していました。

たしかに、キャベツの場合重量によって価格を変えるのが公平かと思います。
日本の場合、キャベツの重量・大きさに大差がないから、いちいち重量を測定して価格を決める手間暇を考えれば、1個いくらにしたほうが良いようです。タイの市場でみたキャベツは、重量にすれば私の購入したキャベツの半分程度の重さ・サイズに物も同じテーブルに並んでいたので、個数単位だと、重いものから売れてゆき、軽いキャベツは売れ残る可能性が高くなると想像できます。

同じキャベツですが、日本のスーパーマーケットのような店(LOTSU)では、1個単位で販売していました。
キャベツを1つずつラップして、バーコード・ステッカーがつけられており、価格は多少高めのようです。

「日本では、キャベツは1個単位で販売しているよ」と、言ったら、この店では、パパイヤ、マナーオ(沖縄のシークワーサーのような柑橘類)は1個単位で、それ以外は、Kgもしくは、1袋、1束いくらで販売しているとのことでした。

マナーオのような個体差がすくない野菜?は個単位で販売したほうが、軽量の手間がかからないので、販売者にとっては便利だと思いますが、パパイヤの場合は、キャベツと同じくらいに、個体差があると思うのですが、なぜ個数単位で販売されてるのか、疑問が残りました。

同じ市場では、果物屋さんもありました。

こちらでは、スイカが個数単位で販売されており、マンゴー、みかん、グァバ、などはKg単位で販売していました。
店主に、「なぜスイカは個数単位で、マンゴーはKg単位で販売しているのか?」と、たずねたところ、「スイカは大きいから」と、いう理解しにくい回答でした。

半分に切られたスイカは 28バーツ

この日売られていたスイカは、半分に切られたものが28バーツでした。Kg単位で販売すると、小数点以下の計算が必要になります。
たとえば、14バーツ/Kg とした場合、4.7Kg だった場合、 14×4.7 の計算が必要で、電卓がないと計算できないし、小数点以下の価格が発生してしまいます。
それを避けるために、比較的個体差の少ないスイカは個数単位での販売をしているのではないでしょうか?

みかんやマンゴーなどは、Kg単位で販売していますが、お客さんが選んだみかん、マンゴーを計量し、Kgに足りなければ、何個か足し、重ければ数個とって、Kg単位になるよに調節して、再計算の必要をなくすことがよく行われます。

1個 10バーツのナシ

1個 10バーツのリンゴ

この果物屋では、スイカ以外に、りんご、梨、が個数単位で販売されていました。リンゴ、梨と同じサイズのグアバはKg単位での販売です。
リンゴ、梨は、1個づつ紙、プラスチックの袋に入れられて販売されていました。

価格はグアバよりは高く、リンゴをKg単位にすると、他の果物よりも、かなり高い価格を掲示する必要があり、また、1Kg分の個数を購入する人があまりいないというのが理由じゃないかと推測しました。

1kg 100バーツのブドウ

1Kg 35バーツのグアバ

1Kg 65バーツのミカン

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